これは⬆️私が住んでいる自治会の「田んぼ」である。
今年の8月上旬に撮影したものだ。
うどん県(香川県)は高松市を中心に、地域割りで東讃(とうさん)、中讃(ちゅうさん)、西讃(せいさん)がある。
私の住む東讃では、県内でも比較的早く「稲刈り」が行われる。
8月下旬には下記の写真⬇️のとおり、稲刈りは完了している。
米が二期作で作れるのならまた田植えをすればいいのだが、春の田植えシーズンまで、しばらく田んぼはそのままだ。
中には、ブロッコリー(?)等の野菜を作っている人もいるが、ほとんどの田んぼはお休みなのである。
現在の田んぼ⬇️のように。
そんな田んぼであるが、車が通る真ん中の道沿いの片側に、なにやら花が咲いているのがお分かりいただけるだろうか?
薄紅の秋桜が秋の日の 何気ない日溜まりに揺れている
(山口百恵「秋桜」)
秋桜である。
殺風景な田んぼに、「粋」なことをする人もいるものだ(笑)
たまに散歩をしている女性を見かけるが、おそらく山口百恵になって「秋桜」を口ずさんでいることだろう。
誰か一人が植えたのか?
それとも、米を作っている何人かが共同で植えたのか?
道路の片側だけに植えてあるので、ふとそんなどうでもいいことが頭に浮かんだ(笑)
先日、うどん県で海を泳いで渡るイノシシ🐗が全国ニュースで流れたが、この辺りもイノシシが頻繁に出没する。
そのため、道路の両脇にはフェンスが設置されており、元々狭い道がさらに狭くなっている。
それも考えてのことか!?
他の地域では、田畑一面に「秋桜」が咲き誇り、ちょっとした観光スポットになっているところがある。
とても素敵なことであるが、生活道路としている付近住民にとっては、見物人の駐車車両が迷惑になることもある。
その点、こちらは遠慮がち(?)に植えてあるので、付近住民が迷惑を被ることなく楽しめる(笑)
もっとも、心に余裕がなければ、素通りしてしまうだろうが。
「花より団子🍡」の人もしかり(笑)
ほんと、誰が植えたのだろう?
同じ自治会(約30人)に、私ほどの優しい紳士がいただろうか?(笑)
こんな小春日よりの穏やかな日は あなたの優しさが染みてくる
(山口百恵「秋桜」)
この秋桜を植えた人(たち)の田んぼには、きっと美味しい稲穂(🍚)が実ることだろう!