庭・畑づくり

じゃがいも不足

じゃがいもの種芋

先日、近所のおじさんが、じゃがいもの「種芋」を分けてくれた。

男爵イモ

きれいな種芋でこのまま食べれそうであるが、これを何倍にもする!

先月、我が家の畑を耕していたので早速植えることに。

実を言うと、じゃがいもを植えるのは今回が初めてである。

これまでは、芋は芋でも「さつまいも」を植えていた。

さつまいもは、一昨年「つる」を買ってきて植えたのだが、ほとんど収穫できなかった。

行きつけの散髪屋の人に聞くと、「肥料をやっていないからだ」と言われた。

昔は、肥えた畑でなくてもさつまいもは育つと言われていたが、最近は肥料をたっぷりやらないといけないらしい。

なぜそうなったのか、明確な回答は得られなかったけれど…。

さて、さつまいもは植えたことがあるのに、じゃがいもはなぜ初めてなのか?

さつまいもは、瘦せた土地で放っておいても育つと言われていたので、簡単にできると思って植えたのも一つの理由である。

深く考えてみたことはなかったが、深く考えてみると、さつまいもの方が高級だと思っていたのだろう。

私だけのイメージかもしれないが、肉に例えるなら、さつまいもが牛肉で、じゃがいもが豚肉

全くもっておかしな発想というか、おかしな感覚である。

さつまいもは、「焼き芋」は確かに美味しいが、年に1回食べるかどうかの世界。

たまに、うどん屋でさつまいもの天ぷらを食べるが、さつまいも自体、それほど食べることはない。

一方で、じゃがいもはカレー、ポテトサラダのほか、そんなに食べることはないがポテトチップスやマクドナルドのマックフライポテト🍟など、さつまいもより数段多く食べている。

(あくまで、個人的な話であるが)

そのマクドナルドであるが、じゃがいも不足でM・Lサイズの販売を中止したり再開したり。

その度にニュースになるのだから、これほどいい宣伝効果はない。

私はビッグマックとチキンナゲットが定番で、ポテト🍟はあまり買わないが、M・Lサイズの販売再開と言われれば無性に食べたくなる。

コロナ禍ということもあり、世界的にじゃがいもの供給網が悪化している。

マクドナルドが日本で販売しているポテトは、アメリカ・カナダ産で生産、加工された後、日本に輸入されているものだ。

日本国内で多く栽培されている品種では、マックフライポテトに合うじゃがいもはないそうである。

戦略ではなく、本当にじゃがいもの供給が厳しいようであるが、マクドナルドもなかなか上手い商売(宣伝)をやっている。

何事も「ピンチをチャンス」と捉えて、知恵を出して行動することが大切である。

話は戻って、改めて「なぜ、さつまいもの方を植えていたのか」を考えると、「見た目」があるかもしれない。

紫色のきれいな色をして、形もいいさつまいもの方が、じゃがいもより「見た目」がよく、美味しそうに感じるからだ。

(食べたらどちらも美味しい!)

見た目で人を判断するようなことが、無意識に芋にまで伝染してしまったのかもしれない

「名より実を取る」と言う言葉があるが、自分にとって本当に利益のある方を選んだほうがいいに決まっている。

教訓ではないが、「見た目」より中身をよく吟味することが大切だ。

加えて、自身については「中身を磨くことが一番」であるが、「見た目」もよくしておいた方が何かと得をする。

と言うわけで、いっぱい食べるじゃがいもを大切に育てよう!

外国産のじゃがいもが不足している中、じゃがいもを自給自足できるのは有り難いことだし、本当に実のあることだ。

近くにイノシシ野郎がたむろしているので「金網」をセットした。

種芋植付け完了

この種芋を食べたら、マジでぼたん鍋にしてやるつもりだ。

-庭・畑づくり

© 2024 らいあんの独り言