10月に入り、最高の季節になった。
食欲の秋。
スポーツの秋。
読書の秋。
いろいろあるけれど、できるものは積極的にやっていこう。
先週は、ご近所さんのあちらこちらで、朝早くから草刈り機の音が響いていた。
猛暑日なら、燃料一回分(約50分)で終わっていた草刈りも、この日は昼前まで草刈り機の音が聞こえていた。
近年、夏の暑さがハンパないので、秋がとても過ごしやすく感じる。
昔は「夏が一番好き!」と思っていた人も、今は秋や春に変わったかもしれない。
でも、好きなもの。
反対に、嫌いなもの。
これを少し深掘りすると、本音のところはいろいろある。
昔、夏が好きだと思っていたのも、案外、夏休みが好きだっただけかもしれない。
競馬が好きなのも、サラブレッドがカッコいいのもあるが、単に賭け事が好きなだけかもしれない。
もっともらしい言葉で、自分の本音をごまかしていることは、案外あるものだ。
さて、食欲の秋。
久しぶりに、朝、午前10時過ぎから、うどん屋へ。
温かい釜玉うどんが美味しい季節になった。
メンチカツとの相性もいい。
数年前なら、ワンコインでお釣りがくるところ、今では600円。
まぁ、それでも安くてありがたい。
世の中、物価高なのだから、これも仕方ない。
なんて、ものわかりのいいことを言っているが、本音はどうだろう?
やはり、これでは、さぬきうどんの良さが半減する。
そう思っている。
いや、冷静に見ているわけではない。
このうどん屋さんに怒っているのでもない。
どうやら、社会や政治に怒っている。
そんな気がする。
こういう怒りが、曲者だ。
不機嫌になったり、文句を言ったり、愚痴を言ったり。
そんなとき、少しだけ深掘りしてみると、その裏には、何かに対する怒りが隠れていることがある。
「なんで、こんなことでイライラするんだ?」
と思っていたら、
「ああ、俺はこれに怒っていたのか」
と気づく。
それだけでも、少し違う。
イライラ、モヤモヤ、ネガティブな気分になったとき。
無理に前向きになろうとするより、
「俺は、何に怒っているんだろう?」
と、自分に聞いてみる。
案外、小さな勘違いや、本音が隠れているかもしれない。
そして、そのことに気づいたら、
「ああ、そうだったのか」
と、笑ってしまえばいい。
不機嫌な時間を、いつまでも大切に抱えておく必要はない。
気づけば、少しご機嫌になっている。
それくらいで、ちょうどいい。
……なんて偉そうなことを書いているが、実のところ。
このうどん屋さんでは、毎回、天ぷらを二個選んでいた。
ところが今回は、一個。
物価高だから仕方ない。
そう思いながら、平静を装っている。
まさに、「武士は食わねど高楊枝」である。
いや、待てよ。
これって、社会や政治への怒りじゃなくて、単に天ぷらをもう一個食べたかっただけじゃないか?
そう考えたら、急に腹が立ってきた……。
やっぱり、もう一個取ればよかった。

人生、ここからでいい。: 笑って、気づいて、ちょっと前を向く。何気ない毎日に見つけた、小さな発見





