先週の土曜日(1/20)は、「大寒(だいかん)」
大寒
大寒とは、一年でいちばん寒さが厳しくなるころ。
冬の最後の二十四節気。
各地で一年の最低気温が記録されるころであるが、自然界は少しずつ春に向けて動き始めている。
うどん県では、お正月から暖かい日が続いているが、明日(1/23)からかなり冷え込む予報である。
温かいさぬきうどんを食べないと!
そんな中、家から道路を挟んだところにある「椿」が花を咲かせている。
蕾(つぼみ)もたくさんだ。
寒い中で、春の便りをのせてくれてありがたい!
昨年もブログに書いたが、「椿」は縁起がいい!
椿は縁起がいい
元々椿は、最高の吉祥木として、平安時代の貴族の間で「高貴な花」「聖なる花」として扱われていた。
一方で、江戸時代の武士の間では、花が首からぽとりと落ちる様を見て、縁起が悪い花と扱われている。
花が丸ごと落ちる様子が、打ち首を連想させ縁起が悪いという説もあるが、これはサザンカを売り出そうとしたときに、椿の人気にケチをつけようとして、生産者が流布したものとされている。
落馬を連想することから、競走馬や馬術競技馬の名前に「ツバキ」は使われない。
椿(ツバキ)は「厄除け」の意味もある。
源氏物語のなかに、蹴鞠(けまり)の穢れ(けがれ)を祓うため、椿餅を食する場面がある。
本来の意味合いは、「永遠の美」「気取らない美しさ」「申し分のない魅力」というもので、縁起の悪い意味は一つもない。
梅が中国から渡来する前は、松竹梅ではなく「松竹椿」と言われていたほど、椿は縁起のいい花である。
昨年の2月、近くの神社で椿の一種である侘助(わびすけ)を見た。
神社を参拝していた女性が、
侘助(椿)は縁起がいいのですよ!
と教えてくれた。
侘助(わびすけ)
侘助は、ヤブツバキと他の種との雑種と言われている。
一重、猪口咲きの小さな花が特徴である。
京都の寺院などに、古木が多くある。
侘助は江戸時代に朝鮮出兵の際に持ち帰られたものとされ、千利休に仕えた侘助という人物が世話をしたので、この名前になったと言われている。
寒いけれど、健気に咲いた縁起のいい椿の花を見ると活力が沸いてくる!
ご機嫌で頑張ろう!
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