前日に引き続き、「島の魅力(後編)」をお送りします。
「島の魅力(前編)」
将棋でいえば「封じ手」ですかね。
封じ手とは、碁・将棋の対局がその日で済まないとき、書いて密封しておく「その日最後の手」。翌日それを開いて、勝負を進める。
前日のブログの封じ手は、「お昼寝タイム」
(隠してはいませんけれど)
お昼寝は「15分〜30分がベスト」で、あまり寝すぎると逆によくないといいます。
砂浜で気持ちよくお昼寝していましたが、10月とは思えない暑さと日射しがまぶしいので、再びドライブすることにしました。
私が通っていた(元)広島西小学校です。
今は、デイケアセンターになっているようです。
運動場はこんなに狭かったんやな!
当時ソフトボールをやっていて、フェンスが遠い(ホームランが打てない)と感じていたのに。
この小学校までは、当時の私の家から2キロ超。
アップ・ダウンを繰り返すこの山道(道路は舗装されている)を、よくぞ歩いて登下校したものです。
今は便利な世の中になっていますが、ハード面(施設や設備)が充実した都会で、ちっちゃなことにワガママ言ってんじゃねーよ(と思います)。
お金持ちや権力者だけが優遇される社会は、もう勘弁してほしい。
話は小学生時代に戻りますが、学校までは一年生から六年生まで集団登校していました。
車で走っていると、大人になった今でも「歩きはキツイ」と思うのに、下級生でよく歩けたもんだなと感心いたします。
数年前、法要で会った従姉妹から「お兄ちゃんは優しくて、ゆっくり歩いてくれて、荷物も持ってくれた」と懐かしい話を聞かされました。
そんな記憶は全くありませんが。
ブログの仕事編で
など、世知辛い世の中の現実を書いています。
そんな時代に、遠い昔のことを覚えてくれている人がいると思うとなんだか救われます。
さて、昔よく釣りをしていた港にやって来ました。
ここでは、
チヌ、メバル、カワハギ、カレイ、ベラ、ボラ、(たまに)カニ
などをよく釣りました。
久しぶりに港に来て海面をのぞいてみると、小魚に混じって「大きなチヌ」が数匹泳いでいるではありませんか!
(シャッターチャンスをのがした)
今度島に渡るときには、釣り竿を持って来ようと思います。
昔は、お盆が過ぎたら「クラゲ」が出てきて泳げなくなります。
その代わりと言ったらなんですが、カレイなどの釣りシーズンが到来していたように記憶しています。
カレイが釣れてもおかしくない季節ですが、まだまだ暑いし、そもそもカレイがいるのかな?
でも、少なくとも、この港で釣りをすれば「ボウズはない」でしょう。
懐かしい思い出を噛み締めながら車を走らせていると、「道の駅」とまでは言いませんが「休憩所」を発見しました。
市井の砂浜は最高のロケーションでしたが、ここから見る景色も最高!
(目の前のカーブミラーが気になりますが)
涼しくて、瀬戸内海のベタ凪の海がキレイです。
空も雲も最高ではないか!
ここで、夕方用に用意していたお弁当を食べることに。
(帰りの丸亀行きフェリーは17時25分発なのです)
ここで食べるおにぎりが、これまた最高にうまい!
アスパラベーコンも焼鮭も美味しすぎる!
なんでこんなに美味しいのだろう⁉
完食して、満腹になって動けません。
こんなとき、スマホって便利ですよね〜。
何もない島でも、スマホでYou Tubeが観れる。
これが、不便な島に「移住」する際の(仕事等の)ヒントなのかもしれません。
ベンチに横たわり、気分は「演歌」を聴きたいモードに。
最近は、紅白歌合戦で「演歌」を聴くぐらいになっていますが、やっぱり「演歌はいい」。
森昌子が心に染みる。
ぼんやり景色を眺めていたら、最近見たことがなかった「どんぐりころころどんぶらこ」を発見しました。
食べられないけど、懐かしい!
島には何もありませんが、都会にないものが島にはあります。
なんとも言えない至福の時間を過ごしたので、そろそろ、草刈りを再開しないと。
昨年、庭から対面の島が見えるまで草刈りをしましたが、今年もまた、草木が伸びて島が見えません。
まだまだ暑い中ですが、格闘開始です。
かぶれそうな草木もあります。
(後日、かぶれて痒いです)
ノコギリでバッサバッサと木を切っていきます。
それにしても暑い。
昨年やったぐらいまでにはしたかったのですが、約1時間やってギブアップしました。
撮影場所が違うので、比較できませんが…。
なんとか、対面の島は見えるようになりました。
まだまだ草木が残っていますが、体力が残っていません。
涼しくなってから、またやって来ます。
フェリー乗り場に行って、洗面所で髪を洗って、久しぶりに炭酸ジュースを飲みました。
たまに飲むとおいしいですね。
切符売り場のおばあちゃんに話を聞くと、「今年はコロナ禍で海水浴客はほとんど来なかった」とのこと。
昔あった旅館も、今はやっていないそうです。
でも、ドライブ途中に見た「旅ねこ」に行くと、素泊まりはできると聞きました。
この「旅ねこ」は、2016年6月、ゲストハウス「ひるねこ」とともに、体験型宿泊施設として誕生したものです。
一泊素泊まり 大人3000円、小人1000円
日帰り利用 大人1000円、小人・乳幼児無料
島の活性化に取り組んでいると聞いて、少しホッとしました。
空き家対策の一環として、「移住者の人に空き家を使ってもらえれば」と淡い期待を抱いていましたが、現実は厳しそう。
それでも、時間に追われ「対人間」に疲れている人にとっては、最高の環境かもしれません。
島の魅力は、目と耳と心に優しい自然と、ゆったりまったりと流れる時間です。
近日中に、再び「広島」に渡って、空き家をキレイにしたいと思います。
釣り竿を用意して!
それでは、またお会いいたしましょう!