今週は、牝馬クラシックのラストを飾る秋華賞だ。
牝馬(女馬)の戦いであり、牡馬(男馬)クラシック三冠と比べれば、どうしても盛り上がりに欠けるが、それでも、最近は牝馬が強い、というより牝馬の方が強いので注目のレースである。
巷では、衆議院解散総選挙の話題で持ち切りだが、政党・個人に一票を投じても、それが反映されるかはわからない。
本当に「国家国民のため」にやっているのか、それとも「議員個人の名誉や私利私欲のため」にやっているのか?
個人的には、コロナ禍の経済政策や格差是正、社会保障制度等がよくなっているようには思えないが…。
それはさておき、競馬は自分が投じた馬でリアルに「損得」という結果が生じる。
それゆえ、選挙よりも「真剣に」投票先を考えなければならない(笑)
大袈裟に言えば、生活に直結する重要なイベントである。
一般的には、「選挙は参加すべき」であり、競馬は「参加不参加は自由」であるが。
その秋華賞であるが、職場のレク旅行で2007年の秋華賞(京都競馬場)をライブで観た。
勝ったのはダイワスカーレット。
3着に入ったのが、同期のダービー馬ウォッカ。
ダイワスカーレットとウォッカの2強が馬券圏内で
三連複4,640円
というのは、あまりにもおいしかった。
おかげで、いい京都旅行になった。
この2強は、翌年2008年の天皇賞(秋)でワンツー!を決めた。
ダイワスカーレット(2着)から馬単・三連単を買っていたので、馬券は外したが、ウォッカとのデッドヒートは凄まじかった。
(ダイワスカーレットが勝ったと思ったけどな)
この頃からだろうか?
牡馬相手に、牝馬が勝つことが当たり前のようになったのは。
天皇賞(秋)で、牝馬二頭がワンツーフィニッシュするなんて、これまでは考えられなかったことだ。
牝馬が牡馬にも通用する。
そう思って、その年(2008年)の有馬記念は、ダイワスカーレットから馬連総流しで馬券を買った。
「牝馬は来ない!」と定説にように言われていた有馬記念で、ダイワスカーレットが優勝。
馬連 29,490円
ダイワスカーレットには、馬券で大変お世話になった。
秋華賞の歴代優勝馬をみると、記憶に新しい
アーモンドアイ
を始め
ダイワスカーレット
ジェンティルドンナ
クロノジェネシス(現役)
など、牡馬を蹴散らしてGⅠレースを優勝した超一流馬が名を連ねている。
秋華賞はGⅠレースなので「出世レース」と言うものではないが、歴代の秋華賞馬が後にビッグレースを制しているだ。
それを考えると、今回の秋華賞も「後のビッグレースで牡馬相手に勝ち負けできる馬」を探し出すことが、馬券的中の近道ではないかと思う。
先週の毎日王冠の時にブログ(毎日王冠は名勝負に期待!)に綴ったが、今年の3歳馬は強い。
秋華賞では、強い3歳世代の中で、将来さらに活躍する馬を見つけ出さなければならない。
強い馬の条件は、競馬実況をされていた杉本清さんの言葉を借りるなら「泣き言を言わない馬」。
馬場・距離・脚質などに注文が付く馬は、将来「牡馬を凌ぐ超一流馬」にはなれない(気がする)。
一番人気になりそうな「ソダシ」は確かに強い。
それでも、距離適性に不安があり、後に「天皇賞(秋)」や「有馬記念」を勝つようなイメージは沸かない。
歴代の秋華賞馬で、後に超一流馬になった馬は、春の牝馬クラシック(桜花賞、オークス)でも好成績を残している。
そう考えると、秋華賞は「夏の上り馬」より「春の実績馬」の方に食指が湧く。
ということで、今回の秋華賞では、春の実績馬で超良血馬である
アカイトリノムスメ
を本命にする。
将来、超一流馬になれる馬を見つけよう!
近年、本当に牝馬が強いですよね。
権力を持った女性には、一部好きになれない人もいますが、名牝は心から応援したくなります。
将来、超一流馬になり得る女傑候補に清き一票を!