久しぶりにゴルフ⛳の打ちっぱなしに行ってきた。

私が「100切り」できないのは、アプローチとパターが「下手すぎる」のが大きな要因であることはわかっている。
そのため、時間と気力があれば、庭でアプローチの練習とパターマットでパターの練習をしている。
とは言っても、やっぱり練習場でドライバーやアイアンを打たないと上手くなるはずがない。
私が行っているゴルフ練習場は、
1時間打ち放題で1,300円
2時間打ち放題で1,500円
何やねん!このおかしな料金設定。
半額とは言わないけれど、せめて1時間1,000円が妥当でしょ。
ここでひとつ問題です。
800円と2,500円のランチメニューがありますが、2,500円のランチの注文を増やす方法は?

答えは、「5,000円」のランチを用意する。
なるほど、誰かをランチに誘った時などは、なかなか800円のランチは注文しづらい。
一人で行ったとしても、他のお客さんがいる中で800円の方は注文しづらい。
そこに5,000円のランチがあれば2,500円が妥当だと思えるし、体裁も保たれ、周りの目を気にすることなく食事ができる。
ここの練習場も、そんな心理作戦で料金設定しているのか分からないが「貧乏性」と「見栄っ張り」は、色んな場面で損をする。
「○○放題」というのも、これまた貧乏性の性格が邪魔をする。
「食べ放題」だと、美味しく味わうことを忘れて「元を取ること」が目的になってしまう。
腹ペコのときには、それでもいいのだが。
紳士服のスーツもそうだ。
「二着目は半額」という謳い文句に踊らされ、安物のスーツを二着買ったことが何度もある。
それだけの金額を出せば、上質なスーツが一着買えるのに。
儲けるための戦略というか知恵というか、それを生み出すことは素晴らしい。
反対に、それにまんまと引っかからない知恵も必要だ。
とは言っても、同じ庶民の間での駆け引き。
コロナ禍で、本来の目的である「国民の命を守る」ことはそっちのけで、利権と特需で大儲けしている者たちと比べればかわいいものだ。
多くの人が苦しんでいるときに、金儲けしたり、煽ったり、騙したりする奴らは、くたばってしまえ!
ゴルフ練習場の料金設定で話が脱線してしまった。
ここの練習場では、これまで200円多く出せば1時間多く練習できるので、毎回2時間コースで練習していた。
よくよく考えてみると、夏場の2時間は汗だくになるし、体力も続かずフラフラになる。
最初は上手く打てていたのに、後半には足もフラフラになり、スイングも崩れて思うように打てない。
何より、貧乏性が災いして「たくさん球を打つ」ことが目的になっている。
当然のごとく、集中力が途切れて闇雲に球を打つだけで、無駄な時間と労力を消費している。
それで、今回は1時間集中して練習することに。
ドライバーとユーティリティ(25度)と7番アイアン。

この3本は極めないと!
前にも言ったが、このM2ユーティリティ(25度)は名器である。

180〜190ヤード、ちょうど丘(?)の下段に突き刺さる。
ドライバーは、ネットの柱にある250の看板が目標。

さすがに250ヤードまでは飛んでいないが、スライスすることもなくいい感じだ。
練習時間を1時間にしたことで、休むことなく集中して打てた。
秋の風が涼しいのに汗が出る。
1時間で十分だ。
真夏に2時間も打っていたことがバカに思える。
料金設定のマジックと貧乏性の性格で、本来の目的を見失っていた。
長い時間練習することが悪いわけではないが、「何時間練習すること」が目的になったり、集中力を欠いた練習をするのはもったいない。
今回は「1時間150球」、集中していい練習ができた。
これで「仕上がった」
次回のゴルフラウンド⛳では100を切る。
読者の皆さん、くれぐれも料金設定のマジックに惑わされて損をしませんように!