今週の東京メインレースは、GⅡ毎日王冠!
毎日王冠と言えば、1998年のレースはGⅠレースを凌ぐ衝撃的な名勝負であった。
優勝したサイレンススズカ(牡5)が、後に歴史に名を残す
エルコンドルパサー(外国産馬、牡4)
次走のジャパンカップでは、同期のダービー馬スペシャルウィークと女傑エアグルーヴらを抑えて優勝。
翌年の凱旋門賞では2着。
グラスワンダー(外国産馬、牡4)
同年の有馬記念、翌年の宝塚記念と有馬記念を制し、グランプリ3連覇を達成。
に影を踏ませず逃げ切った。
名勝負と言うと、「一騎打ち」や「ハナ差の大接戦」を思い浮かべるが、このときのサイレンススズカの逃げ切りは衝撃的であった。
1つ先輩のサイレンススズカがトップハンデの59キロを背負い、後輩のエルコンドルパサー(2着、57キロ)とグラスワンダー(5着、55キロ)を退けたのだ。
エルコンドルパサーとグラスワンダーが、後にビックレースを勝って超一流馬となったことが、このレースをさらにハイレベルなものにした。
昔の名馬を並べて、夢のオールスターレースを想定することがあるが、この時の毎日王冠は、リアルにそれが実現したレースだ。
後世に語り継がれる伝説のレースである。
私の長い競馬歴(30年超)で五指に入るレースでもある。
この毎日王冠を、東京競馬場でライブで見た人が羨ましい。
遡ること1989年の毎日王冠も名勝負であった。
怪物オグリキャップと春の天皇賞馬イナリワンの大接戦のレースは鳥肌が立つようなレースであった。
ゴール前の2頭の壮絶な叩き合いは、「どちらが勝ったのかわからない」、まさに名勝負であった。
そういうことで、毎年「毎日王冠」では名勝負に期待している。
その前に、先週のGⅠスプリンターズステークス。
絶対王者が見当たらず、予想が難解だったので最初からサイン馬券で勝負した。
サイン馬券の中心となる時事ネタは、眞子内親王の御結婚。
単純に、小室圭さんの「ケイ」が付くメイケイエールを軸に、馬連・馬単・三連複・三連単を購入したが、惜しくも4着…。
(あまりにも単純すぎたか…)
中京メインのポートアイランドSで、プリンスリターンを軸に三連単(37,740円)をゲットしたので、収支はプラスになったけれど。
(これもまた小室圭さんに因んで)
このプラス収支も、「凱旋門賞」のクロノジェネシスで全て消えてしまった。
凱旋門賞は、悲願である日本馬の優勝が遠い。
オルフェーヴルの2年連続2着、前述したエルコンドルパサーの2着は本当に惜しいレースだった。
来週からG1レースが続く。
毎日王冠で名勝負を期待しつつ、馬券もゲットしたいと思う。
先週のスプリンターズS「ピクシーナイト」もそうだが、今年は「3歳馬が強い」(と感じる)。
逆に4歳馬は、昨年「牡牝ともに三冠馬を輩出」したが、世代的に強いのかな?という疑問が残る。
ということで、3歳馬のシュネルマイスターかな!
振り返ってみると、エルコンドルパサー、グラスワンダー、スペシャルウィークの同期は凄い世代だったなぁ〜。
同期というのは良いものだ。
今回の毎日王冠でダノンキングリーが頑張るのなら、同期のヴェロックスにも期待したいところである。
名勝負に期待!
馬券が的中したレースは何度観てもいい!
大負けしたレースなのに何度でも観たいレースがある。
毎日王冠では、そんな名勝負に期待したい!