中学生の頃、仲間外れにされている子がいた。
可哀想と思い、その子と話したら、同じように仲間外れにされた。
紆余曲折があり、最終的には、イジメはなくなった。
小さな島の中学校だからね。
でも、人数は少ないのにそんなことはあった。
社会人になって、今ならパワハラでアウト!となるであろう独裁者の上司がいた。
自分にも他人にも厳しい人であった。
私もかなりやられ、しばらくの間は無視もされた。
でも、その時は、独裁者よりもその取り巻きにムカついた。
どこにでも、どの世代にもいるが、取り巻き達は、自分がターゲットにならないように身を守る。
これは、人間誰しも弱いし、自分が可愛いから仕方ない。
自分だけでなく家族の事も考える。
ただし、そんな取り巻きの中に、ターゲットとなっている人の失敗や言った事を独裁者に誇張して告げ口する者がいた。
自分がターゲットにならないように…。
こんな者は、虎の威を借りる狐のように、独裁者に気に入られようと、ターゲットが歳上であっても、その人に失礼な発言をするし、そういう態度もとる。
全く、傍から見ていて気分が悪い。
最低な人種だ。
じゃあ、自分はどうする?
やはり、自分の身を守るために独裁者につくのか?
大方はそうなるだろう。
自分もターゲットにされ、冷遇を受けるのが目に見えている中で、わざわざターゲットを助ける者なんかいない。
独裁者に告げ口して、自分を守るような最低な奴にはならないまでも。
弱い者を見て、手を差し伸べる人間はそうそう居ない。
しかし、結論から言うと、ビジネスで弱者を助けて得をすることはない。
そればかりか、出世も遠のく。
経験上、独裁者に告げ口して自分を守る者も出世はしていないが。
「出世」だけを考えるなら、賢く生きることだ。
人としてどうかと思うが、賢い人間は見て見ぬ振りをする。
とにかく、トラブルや個々の相談には深く介入しないのだ。
そうすることで、周りに敵を作らないし、上からの評価で減点されることもない。
もちろん、身近で働いている者からは「何もしない」、「何もできない最低な奴」と思われるが…。
しかし、そんな奴でも出世すれば、部下は、そいつに従わざるを得なくなる。
組織というものは、そういうものだ。
どうしても出世したい人は、「見て見ぬ振りをする」こと。
これが一番だ。
周りからなんと言われようが、それに徹した者が出世する。
逆にいい人では、出世できないのだ。
祈るのは、こういう上司の部下にならないことだけだ。
出世したいなら見て見ぬ振りを!
取り巻きの行動をよく見てください。
大人になっても最低な人間はいます。
弱い者には手を差し伸べましょう!
だから職場で報われない: いい人やめて賢く生きろ