年末が近づくにつれ、マイホールはとにかく締めている。
コロナ禍の影響とパチスロ新機種(新台6号機)不評の煽りを受けて、お客さんが激減し、経営が厳しいのは想像に難くない。
それでいて例年並みの売上げを維持しようとするならば、徹底的に台を締め(低設定)、カモのお客さんから巻き上げなければならない。
ホール側としても、例年と同水準の「上納金」を、納めるところに納めなければならないだろうから。
常連さんの口から出るのは、負けた愚痴ばかりである。
それでもホールに通うのだから、根っからパチスロが好きなんだろう。
ある時、常連さんが
昨日、連れが40万勝った
というのでビックリしたが、よくよく聞けば「競艇(ボート)」の話であった。
パチスロの規制がかかる前なら「何十万勝った」という話を聞いても驚かないが、さすがに今のパチスロでそれだけ勝てる機種はない。
競艇はやらないのでよくわからないが、その常連さん曰く、「固いレースに大金をつぎ込む人」が多いそうだ。
その常連さんも、競艇をやっているとのことで
ここ(パチンコ屋)で何万も負けるなら、競艇をする方がええわ
と愚痴っているが、話しぶりから毎日パチンコ屋に通っているのは明らかである。
「ギャンブルの掛け持ち」は、どれだけお金がいるかわからない。
という私も、日曜日には競馬とパチスロを掛け持ちすることがある。
競馬の馬券はスマホで買えるので、競馬場に行く必要がないのだ。
パチスロと競馬の双方で勝てれば言うことないが、逆のケースがほとんどであることは言うまでもない。
一番やってはいけないことは、どちらかの負けを取り返そうと大きく勝負に出ることだ。
例えるなら、朝パチスロで負けた分を取り返そうと、競馬で大きく賭ける。
若しくは、競馬に負けて取り返そうと、メインレースの終わった夕方からパチスロを打ちに行くなど…。
ダブルパンチを喰らうことは目に見えているので、ここ最近、掛け持ちは極力避けている。
競馬は、今GⅠレースの真っ只中なので、日曜日の朝からパチスロをして負ければ、馬券を買うのに影響が出る。
間違いなく大穴を狙うか、本命を買い足すことになる。
日曜日の朝は、ゴロゴロ寝るか掃除をするのが一番だ。
昨日は、競馬のジャパンカップで本命のコントレイルが花道を飾った。
ガチガチの安い配当であったが、負けなければパチスロで取り返そうと思うこともない。
おかげで、競馬中継が終わったあとは、ゆっくり男子ゴルフ⛳のテレビ中継を見ることができた。
「ギャンブルをするならどれか一つに」と、ギャンブルをしない人は思うだろう。
(「一つもするな」かもしれないが)
でも実際は、いろいろ掛け持ちでやっている人が多い。
これについて、苦しい弁明を。
何事においても、「一つのことに集中しろ!」というものと、「色んなことにチャレンジしろ!」という相反する言葉がある。
ギャンブルの場合は、誰がみてもいろいろやった分、負けが込むと思うだろう。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」(???)
の言葉どおりに。
いやいや、ちょっと待って!
競馬、パチスロ、競艇など、どれか一つに「専念」したら、とんでもなくハマってしまいますよ。
言い訳がましく聞こえるでしょうが、競馬だけやる人は、とことん競馬にのめり込み使う額も大きくなるのです。
パチスロだけの人は、毎日パチスロに行ってとことんつぎ込むのです。
お金を賭けているので、遊びという言葉は相応しくないかもしれませんが、掛け持ちしている人は、競馬や競艇は100円単位で軽く遊んでいる人が多いのです。
要するに、掛け持ちだからいいのです。
ギャンブルのどれか一つに専念したら、とことんハマってしまい、大きく負けることになるのです。
とても苦しい(言い訳)ですかね?!
ギャンブルをしない人からすれば、ギャンブルをいくつもやっている人は、「ろくなもんでない」と思われるかもしれませんが、そういう訳ですので、長い目で見てやってください。
ギャンブルにのめり込まないように!
掛け持ちして両方勝てば言うことありせん。
焼肉にデザートのケーキが付くかもしれません。
どちらも負けた日には、カップラーメンですけどね(笑)