衆院選が公示(19日)され、31日投開票の日程で選挙戦が始まった。
コロナ禍の経済政策や格差是正などが争点になりそうだ。
その新型コロナウィルスだが、新規感染者が急激に減少している。
喜ばしいことであるが、これほど激減した理由が分からない。
この理由を解明すれば、すなわち対策もわかることなので、専門家や評論家の煽るようなくだらない発言を聞かずに済むのだが。
さて、皆さんは選挙(投票)に行きますか?
私も、「不在者投票」ができるようになってから毎回参加しているが、正直なところ、それほど関心はない。
自分や身近な関係者が立候補でもしないかぎり、興味は沸かないし、真剣に考えることもない。
競馬なら真剣に考えて投票先を考えるが、競馬をやらない人からしたら「天皇賞?有馬記念?だから何?」と思うのと同じ感覚だろう。
各級選挙ともに、選挙前に候補者を見ることはあっても、選挙が終われば、会うこともなければ関わることもない。
利害関係が全くない一般の人にとっては、選挙なんてそんなものかもしれない。
それでも一応、選挙(投票)には行くのだから、少しは勉強して投票しないと無駄な時間を費やすことになる。
投票で難しいのは、「政党」で選ぶのか、それとも「候補者個人」をみて選ぶのか。
田舎になればなるほど、保守王国が鮮明になり与党議員が多くなるが、野党議員も少なからずいる。
与野党議員ともに、国政や地元での活動ぶりに加えて、「人となり」も少しはわかる。
(悪行ぶりは見えてこないが…)
それゆえ、「政党」で選ぶか、「候補者個人」で選ぶか迷ってしまうのだ。
やはり、「二大政党制」がいい。
お互いが緊張感を持って政策に取り組むし、「やりたい放題」もできなくなるだろうから。
二大政党で与党と野党が競っているのなら、間違いなく「候補者個人」をみて投票するのだが…。
政権与党でないと、いくら立派なことを訴えても、実現できることは限られてしまう。
さて、主義主張は政党によって様々であるが、明らかにマイノリティ(少数派)なのに、それを貫き通す人ってどうなんだろう?
仕事でも簡単に手のひらを返し、「勝ち馬に乗る」奴が大半だし、政治の世界でも「渡り鳥」なんかたくさんいるのに。
今は「○○党」でも、初当選のときは違う党だった議員、どれだけいることやら。
それを言うと、どこの世界でも「賢く生きる」器用な人もいれば、不器用な人もいるんだろうな。
「これまでの生き方を否定することになる」と、変えられない頑固な人は、不器用なんだろうけれど、人間的には嫌いではない。
それにしても、選挙参謀と言うのか、自分が立候補しているわけでもないのに、候補者を全力で支援する人には頭が下がる。
戦国時代の殿様を支えるように、忠誠心を持って、それこそ命がけでやっている。
スポーツ選手やタレントを応援するのとは熱量が違う。
そんな熱烈な支援者にそこまでやる理由を尋ねたら、目を輝かせて「選挙がおもしろい」という答えが返ってきた。
候補者個人に心酔しているのと、戦うことが心底好きなんだろう。
こんな時代に、忠義を尽くす支援者をみると、なぜかホッとする。
義理人情や絆というものは、いつの時代であろうとも大切なことだ。
こういう人を職場の部下に持ったら助かるだろうなと思う。
他方で、こういう人とは真逆で、「自分にメリットがある」と思って支援している人もいるだろう。
と言うか、そういう人が大半かもしれない。
「金の切れ目が縁の切れ目」というが、そういう人達は、候補者が選挙に負けて「ただの人」になったら離れていくんだろうな…。
どこの世界でも同じだけど。
身近なところでこれをやられると、本当にムカつきますよね?!
落ち目になれば、世話になったことも忘れて(世話になったとも思っていないか!)不義理する奴、そこら中にいるので気を付けましょう!
若者だろうが、ベテランだろうが、「自分ファースト」の腐った奴はどこにでもいますから。
何年か前に、街頭演説で忘れられない名スピーチ(⇒迷スピーチ)を聞いたことがある。
「先日子供が産まれました。無職になるわけにはいかないんです。だからよろしくお願いします」
そりゃね、出来もしない美辞麗句を並べて、私利私欲に走る議員もいるから、正直と言えば正直なんだろうけれど。
国政に出ようという人が、聴衆の前でそれを言うかね・・・
間違っても、こんな奴に投票することはないだろう。
そういう訳で、本当に国民のために働いてくれる人を見極めて、清き一票を投じたいと思う。
選挙に行こう!
個人的には、競馬の「菊花賞」「天皇賞(秋)」の方に関心があります。
それでも、選挙に参加せずにグダグダいうのも癪だから。
皆さん、選挙に行きましょうね!