某回転寿司チェーンへ。
以前にも書いたが、タブレットで注文できるのはありがたい。
安いネタを頼もうが、コーヒーやデザートを頼もうが、人目を気にする必要がない。
自分が食べたいものを、自分のペースで気楽に注文できる。
便利な時代になったものだ。
そのせいか、客層も実に幅広い。
抱っこされた赤ちゃんがキラキラした目で店内を見回している。
中には、何が起きているのかわからず、キョトンとしている子もいる(笑)
少なくとも、この店で怒鳴り声や喧嘩を見たことはない。
隣の席で何を話しているのかは聞こえないが、たぶん楽しい会話なのだろう。
なんだか、平和な空気が流れている。
さて、タブレット注文も便利だが、最近は配膳ロボットも当たり前になってきた。
もちろん、
「愛想がない」
「細かい注文は苦手」
「人とのやり取りが減る」
そんな意見もあるだろう。
それでも、文句を言いながら利用している人はあまり見かけない。
便利なものは、やはり便利なのだ。
先日、自治会の会合で年配の方がこんな話をしていた。
「この前、ファミレスへ行ったらな、ロボットが一匹おったんや」
周りは一瞬静かになった。
そして続けて、
「こいつが、なかなか賢いんや!」
周りは大爆笑。
たぶん、あのネコ型の配膳ロボットのことだろう。
普通なら「一台」と言うところだ。
でも、その人は迷いもなく「一匹」と言った。
不思議なもので、その表現には機械を見ている感じがしなかった。
まるで店で働いている猫を見てきたような話しぶりだ。
よく考えると、「一台」よりも「一匹」のほうが温かい。
言葉には、その人の見ている世界が映るのかもしれない。
難しい横文字を並べれば、賢く見えることもある。
だが、人を笑顔にするのは案外そういう言葉ではない。
何気なく口にした一言だったりする。
言葉には、人柄がにじみ出る。
日々、口にする言葉で、自分も周りも笑顔にできるといいな。

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