一流を知るにはどうすればいいか?
その答えは、二流・三流を知ればいい。
なかなか、職場では一流の人に巡り合うことはない。
と言うより、一流というものを意識して仕事する者は少ない。
一流というものをわかっていない者が大半だ。
職場では、このような会話👇をよく耳にする。
- あの人が居た時は「冬の時代」だった
- あいつは自分の仕事がわかっていない
- あいつのせいで周りが大変だった
- 異動してくれてよかった
- 〇〇さんの時はよかった
ほとんどが悪口である。
特に、同じ職場で長く勤務している人からの…。
「パワハラ系」は、悪口を言われても仕方がない。
私も何度か「冬の時代」を経験している。
これは、業績にも悪影響を与える。
たとえ正論であっても、萎縮した職場で業績は上がらない。
自分の意見や企画が出せないだけでなく、相談すら出来なくなるからだ。
パワハラ系を擁護するとしたら、弛緩した職場をピリッと引き締めることぐらいか…。
では、その他の悪口はどうなのか?
「マウントを取りたい」、「承認されたい」、「楽をしたい」っていう願望から出ているのではないか。
褒め言葉で「〇〇さんの時はよかった!」って、何をもって言っているのであろう?
仕事が楽だった?
休みがいっぱい取れた?
適当にやっていても、何も言われなかった?
給料が増えた?
いろいろ仕事を教えてくれた?(これはないか)
一流の人を見ていないから、「自分にとって都合のいい人」のことを、「〇〇さんの時はよかった」と言っている。
やはり、仕事をする上で一流の人を知ることが大切だ。
ては、一流の人とは?
単純に、仕事でもスポーツの世界でもトップに君臨している人たち。
加えて、「人格者」、「視野が広い」、「謙虚」、「人一倍努力する」、そんな人たちであろう。
「出世する人の共通点」👇で紹介した「役員まで昇る人」のように。
なかなか、こういう人にはお目にかかれない。
可能であれば、業界トップクラスが集まる講演会や交流会に参加することをお薦めする。
一流のプロに出逢えるチャンスがある。
人脈も広がる。
一流のプロを知っているのと知らないのとでは、将来の仕事の取組姿勢や人間性(魅力)に大きな差が出る。
経験談
「誰からも好かれたい」、「自分だけは話のわかるいいやつだ」
こんな考えを持っている人ほど、一流と勘違いしていることが多い。
こんな人が、前述した「〇〇さんの時はよかった」となっているのかもしれない。
こんな人がすることは、次のような事だ👇
- 新人も含めて相談に乗る
- 特定の者を贔屓する
- 部下を集めて飲み会をする
- 同僚の悪口を言って自分を高める
- 派閥を作ろうとする
部下に迎合することで「部下に好かれてリスペクトされる」のが一流ではない。
部下に迎合するのは、幹部として愚の骨頂。
これをわかっていない人が多い。
これをやられると、間違いなく、誰かにしわ寄せが回ってくる。
「言ったもの勝ち」で、言ったヤツだけ恩恵を受ける。
黙ってまじめにやっている人にとっては、迷惑な話だ。
仕事の平準化どころか、業務量が増え、処遇面で冷や飯を食う者まで出てくる。
悪質なのは、同レベル(役職)の同僚の悪口を言って自分を高める人。
他人の悪口を言って「自分をよく見せる」、「話のわかる上司をよそおう」、周りにもいるはずだ。
これにより、同クラスの上司のことを「バカ呼ばわりする者」、「挨拶すらできない行儀の悪い者」を増殖させる。
一流になろう
出世する人の共通点で書いた「役員まで昇る人」を再度確認してほしい。
こういう人の行動や振る舞いを目指していこう!
努力を惜しまず、仕事ができる、安心感がある、礼節のある人格者に!
部下に嫌われる必要はないが、別に好かれる必要もない。
「前任者よりは」などと、他人と比べる必要もない。
機会を見つけて、積極的に一流の人との交流を持とう。
一流を知らない者が多いなかで、あなたが一流というものを示していただきたい。
前述した悪口をいう人たちも、周りが二流・三流であれば、黙っていても、貴方が一流であると気付くはずである。
一流を知って一流になろう!
どこの世界にも一流の人はオーラがありますよね。
上には上がいます。
一流の人と交流するのが、一流になる近道です。