ここ数年、我が家の裏山の栗🌰は、イノシシの餌になっています。
今年は、人間様のお口に入るように、約10日間かけて草刈りをして、やることはやりました。
栗拾いにはまだ少し早いかなと思いますが、何でも食べ頃になると鋭い嗅覚でやって来るイノシシがいます。
ということで、裏山に登ってみることに。
コロナワクチンの副反応で、体調は万全ではありません。
ちょっと登っただけで、息が「ぜーぜー」。
これでは、イノシシに遭遇したら勝てんな…。
ここから、栗の木ゾーンに入ります。
最初の栗の木に到達。
木の枝には、確かに栗のイガが付いている。
昔なら、栗の木の下に茶色くなったイガが落ちていて、中にぷくぷくとした栗🌰が入っていたのですが。
何個か茶色のイガは落ちていますが、昔ほどの数はありません。
落ちているイガを確認。
栗が入っていない。
チッキショー、イノシシにやられている。
周辺をみると、私が草刈りをしていない土の上に「足跡」のようなものが…。
これは、間違いなくイノシシの仕業だ。
最初の栗の木の下に落ちていたイガには、全く栗🌰が入っていませんでした。
イノシシの野郎!
テメーら、ヤギのように草を食べろよ!
そうしたら、少しは人間様に感謝されるのに…。
気を取り直して、次の栗の木に!
イガ自体がほとんどない…。
昔、「栗は隔年でなる」と聞いた覚えがありますが、今年は不作なのでしょうか。
木の枝に、ほんの少しイガは見えるけれど…。
次の栗の木も同じくイガがない。
その次の栗の木も…。
栗ではなく、「アケビ」を発見。
懐かしい!
生まれ故郷の島では、たくさん「アケビ」がなっていました。
種がいっぱいあるので、そんなには食べていませんが、甘くて美味しかった記憶があります。
しかし、本命の栗🌰が拾えない…。
栗があるのなら、どんどん山頂まで登って拾うのに、これだけ見つからないと…。
息は相変わらず「ぜーぜー」いってるし、これだけ栗がないと心が折れます。
仕方がありません。
木の枝に付いているイガを採ろう!
枝を揺らせて、イガを落とします。
何個か採れた。
いや、ほとんど採れなかった。
もう少し枝を揺らせばイガは採れるけれど、体力の限界とクヌギの木に集ったスズメバチがブンブン威嚇しています。
ここで、ゲーム・オーバー。
悔しいけれどイノシシの勝ちだ。
今日はこれぐらいにしといてやる。
まだ、木の枝にイガがあるので、次回リベンジだ!
お見せするのも恥ずかしいのですが、本日の収穫です。
数年前は、これくらいのバケツに何杯も栗を拾えていたのに…。
都会育ちの方は、栗のイガを見たことがないかもしれませんね。
このイガは、トゲがあって素手で触るとかなり痛いです。
それなのに、イノシシの野郎はどうやって栗🌰を食べるのでしょうか?
普通に、どんぐりを食べたらいいのに…。
そう言えば、最近「どんぐり ころころ どんぶりこ」も見ないなぁ〜。
(どんぶりこです。どんぐりこで歌っていました)
なるほど、それでイノシシは池で泳いでいるのか!(笑)
どんぐりが減って、イノシシも栗を食べに来ているのかもしれません。
全く、同情はしませんが!
もう少し経って、再度栗拾いにチャレンジ(リベンジ)したいと思います。
こんなぷくぷくの栗をバケツに一杯拾うのが、次回の目標です!