1か月ぶりに、生まれ故郷の島(丸亀市広島町)に渡った。
今回の目的は、空き家周辺の草刈りと断捨離。
特に、草刈りがメインである。
なぜなら、先月断捨離のために帰ったところ、近所の人から草木に関する苦情を言われたからだ。
助っ人3人で1日断捨離する予定であったが、草木の掃除に半日とられ、断捨離はあまりはかどらなかった。
そういうわけで、今回も断捨離の前に草刈りをしなければならないというわけだ。
昨今、全国的に「空き家対策」が問題となっている。
それは、地方の田舎ほど自然と身近なだけに、家そのものより草木等の管理が大変になる。
倒壊等の恐れがなくても、草木が生い茂ると、近所の人が市役所に苦情を言い、伝書鳩の職員が「対策するよう」執拗に電話をかけてくる。
もちろん、相手の立場に立てば、きちんと管理すべきことであるのだが。
一方、断捨離の方も早めにしておいた方がいい。
ご承知のとおり、ブラウン管テレビや冷蔵庫等は、処分に結構なお金がかかる。
それに、歳を取るにつれ、体力的にもきつくなる。
また、運良く空き家が売れるとなると、「家の中の物は処分してください」と言われる。
何人かの知り合いが、「家が売れるのはいいが、中の物を処分するのが大変だった」と言っていた。
(空き家を)売るにしろ、解体するにしろ、中の物は早めに処分しておいた方がいいと言うことだ。
私が所有する空き家は、売れそうにないが、いずれにしても家の中の物は処分しなければならない。
空き家の断捨離に運気アップの効果があるかどうかはわからないが、そちらにも期待して断捨離を始めたわけである。
「早く処分してくれ」と急かされているわけではないので気は楽だ。
ただ、いざ断捨離を始めると、物の多さに愕然とする。
学生時代のワンルームというわけにはいかない。
なかなか手強そうだ。
それなのに、草刈りをしなければならない…。
今回も同級生と島に住んでいる先輩を助っ人に、草刈りと(少しだけ)断捨離をした。
フェリーで島に渡り、空き家に着いた時には、早くも先輩が草刈りをかなりやってくれていた(感謝)。
草刈りは、草刈り機で刈るのも大変だが、それを集めるのがもっと大変。
途中、雨に降られながら草木を集めた。
「都会育ち」ではないのに、30分もすればゼーゼー言う。
熱中症に注意が必要だ。
一人だけ多く休憩を取りながら、助っ人のおかげで、草刈りはある程度できた。
草枯らしを撒いたので、しばらくは大丈夫(?)だろう。
もうひとつの目的の断捨離の方は、少しだけ。
暑すぎて、気力・体力が続かない。
何とか「タンスの中の物」は処分できたので良しとしよう。
断捨離で運気が上がると言われるが、処分した量だけではなく、その過程(苦労)も「評価」してもらえないだろうか(笑)
仕事ならば、過程は関係なく成果のみで評価される。
苦労や潜在実績は、全く関係ないというわけだ。
そうなると、「おいしい仕事」しかしなくなるのが人間というものである。
雑用や生産性のないものは、いくら苦労して頑張っても評価に値しない。
だから、遅刻しても成果を上げればいいというような者も現れる。
断捨離の場合は、そうならないことを願う(笑)
目に見えない力が働くことに、大いに期待しよう。
さて、草刈りと(少しの)断捨離を終えてフェリー乗り場へ。
ぼんやりと景色を眺めていると。
釣り人が見える。
渡し船で釣りに来ているのだろう。
断捨離と草刈りも大切なことだが、釣りと海水浴も島の魅力❗
たまには、思いっきり「島で遊ぶ」のいいな❗