昨日の続きで、生まれ故郷の広島でのお話!
水路の掃除と空き家の中の物を断捨離して、フェリーの時間まで島内をドライブ。
島に住んでいる先輩の運転だから、これまで行ったことがない場所もある。
と言うか、中学まで住んでいた頃は、移動手段はチャリンコ。
住んでいる地区と学校周辺以外は、知らないことが多い。
日本一狭いうどん県に住んでいるにも関わらず、県内で行ったことがない観光地や有名なうどん屋を知らないのと同じだ。
大学時代は自由な時間が4年もあったのに、住んでいた京都のことをほとんど知らないのも同じことである。
前日怒鳴り込んできたおばちゃんも知らないし(笑)、地区が変わればすれ違う人のことも全くわからない。
そんなこんなで、「島案内」を受けることに(笑)
私が知らないカブトムシが採れるところも教えてもらった(笑)
先輩が働いている現場である。
今は、墓石になる石は切り出していない(ようだ)。
石屋さんも、ほとんど残っていない。
寂しい限りではあるが、資源があるものだから仕方がない。
昔は、石屋で頑張って儲けた人がたくさんいたことだろう。
ショベルカー、パワーショベル。
一台1,500万円を超えるこのような特殊車両やトラックが、昔は島のあちこちにあったのだから、かなり羽振りは良かったはずだ。
墓石にならない余った石は、売れば相当な値段になるのに、棄てたり、二束三文で譲っていた(そうだ)。
先を見通して手堅くやっていれば、今でも何軒かの石屋さんが存続していたかもしれない。
こちらは、日本遺産の尾上邸(おのえてい)。
江戸時代に廻船問屋として栄えた尾上家
屋敷は広島の特産品「青木石」の石垣の上に建っている
令和元年度に日本遺産「せとうち備讃諸島・石の島」の構成文化財に認定
令和3年から、宿泊をはじめ、交流や体験ができる施設となっている
現在、島民でない人がこの尾上邸を元に、事業を展開しているそうだ。
(島民も事業には関わっている)
中には入れなかったが、屋敷は広く、立派な石垣が築かれてお城みたいだ。
恥ずかしながら、初めて見た(笑)
現在、島民は200人を切っており、高齢化と過疎化が顕著な島になっている。
こういった事業が起爆剤となって島の活性化に繋がり、移住者等も増えてくれればいいのだが。
瀬戸芸(瀬戸内国際芸術祭)も最初から外れているからなぁ…。
言っても仕方がないが、瀬戸芸の島に入っていたら宿泊や飲食の施設も充実し、島も活性化していたかもしれない。
その瀬戸芸であるが、今年の春会期が先月閉幕した。
(春会期2022.4.14~5.18)
コロナ禍の影響で、訪れた人は3年前と比べるとかなり減少している。
外国人観光客が減った分、それは想定内だろう。
閉幕した時に、ローカルニュースの男女二人のアナウンサーのやりとり(会話)がおもしろかった。
瀬戸芸、どこかに行きましたか?
行ってないんですよ~。
開幕前から何度も瀬戸芸を宣伝していたのに、当の本人が行かないでどうやってアピールするのだろう?
説得力ゼロで笑えた。
飲み会の幹事が、自分が行ったこともない店をネットで調べて予約するのと同じようなものだ。
まあ、それくらいの仕事でいいのだろう。
周りに気を遣ったり、良かれと思ってやったことは仇となる。
今回、生まれ故郷の「広島」に関して、無知なところがたくさんあることに気づかされた。
海水浴場と釣り場とカブトムシが採れる場所は案内できるけれど(笑)
空き家の中の断捨離ができて、島の観光地(?)も新たに知ることができた。
島の魅力が再発見できてラッキーだ。
やはり、断捨離は捨てた分だけ幸運が舞い込んでくる。
空き家対策(草刈り等)と家の中の断捨離は、マイペースで進めていきたいと思う。
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