倉庫と押入れにある使っていないものを断捨離。
車に積み込んで、近くのエコパークへ持って行った。
やはり、断捨離してスッキリするとご機嫌になれる。
きっと、断捨離で運気が上がると言われるのは、この「ご機嫌」が関係しているのだろう。
とはいえ、断捨離は簡単ではない。
整理するのも億劫だし、エコパークへ持って行くのも手間がかかる。
何より、
「まだ使える」
「いつか使うかもしれない」
という、もったいない思考が顔を出す。
なんだろうな。
思い込みなのか。
思考のクセなのか。
他人の目を気にしているのか。
理由はよく分からないが、「断捨離がいい」と分かっていても、なかなか進まない。
まぁ、それでもいいか。
「やらなければならない」
と、宿題のような気分で毎日過ごすほうが、よほど不機嫌になる。
「もっとやらなきゃ」
「もっと頑張らないと」
そんなふうに自分を追い込んだら、逆効果になるのは当然だ。
さて、断捨離に関する知り合いの話。
70代のお母さんに、
「その服、もう捨てたら?」
と言ったそうだ。
すると瞬時に、
「老後に着るから置いておく」
と返されたらしい(笑)
ここで、
「何を言ってるんだ」
と正論を振りかざせば、喧嘩になる。
また、
「断捨離しなければならない」
という執着があっても、やはり喧嘩になる。
だが、私はその言葉を聞いて笑ってしまった。
「老後のために」
と言いながら、本人は普段から
「まだまだ若い」
と思っている。
だからこそ、とっさにそんな言葉が出てくるのだろう。
素晴らしいではないか!
日常では、
「あの年で、あんな格好して」
「あの年で、あんなこと始めて」
「あの年で、恥ずかしくないのか」
そんな言葉を耳にすることがある。
だが、年齢という物差しで人を見下したり、自分の正義を押し付けたりするほうが、よほど格好悪い。
どうせなら、
「いいじゃないか」
「楽しそうだな」
そんな言葉が自然と出てくる人でいたい。
ポジティブな言葉が無理なく出てくる思考。
ネガティブな思考や言葉は、断捨離よりも先に手放したいものなのかもしれない。

がんばってきた自分をもう責めない: 50代で気づいた心が軽くなる生き方


