昨日はバレンタインデー。
アラフィフにもなると、気にならないわけではないが、さすがにドキドキするようなことはない。
学生時代ならば、男は誰しもドキドキそわそわしたものだ。
「何十個もらった」と自慢する友人がいたが、そいつに(貰った)数を聞かれたときは「100から先は数えていない」と答えていた。
(もちろん100個以上貰ったことはない)
たくさん貰えるのは嬉しいことだし、自慢かもしれないが、冷静に考えれば「本命から貰えるか」の方が大事なことである。
いくらたくさん貰っても、本命から貰えなければ寂しい。
ましてや、本命が違う男子に渡していたなら、がっかり感は半端ない。
昔そんな経験をしたわけではないが、要は「数」ではないと言うことだ。
現代は、メディア等がバレンタインデーを特別な日として過剰に宣伝するが、アラフィフ世代にとっては、もっと「特別な日」であった。
携帯電話が普及した今では、いつでもどこでも連絡を取ろうと思えば取れるが、一昔前は連絡を取るにも一苦労。
相手の自宅に電話を掛けるときは、「本人(相手)が出ますように」と祈りながらダイヤルを回したものだ。
(だいたいスリーコールで切る)
そんな時代だから、連絡やアプローチする機会も少なく、それゆえにバレンタインデーは特別な日だったのだ。
机の中にチョコレートが入っていたことはないが、ラブレターなら何度かある(自慢ではないけれど)。
そんな時代だったのだ。
もちろん、今も昔も人それぞれであるけれど。
学生時代の懐かしい思い出である。
さて、アラフィフになるとチョコレートよりお金(?)である。
(負け惜しみかよ)
2月2日から3月4日までバレンタインジャンボ宝くじを発売しているので、名前のとおりバレンタインデーに買ってきた。
今回は、バレンタインジャンボ宝くじのバラを10枚。
(1等・前後賞合わせて3億円)
バレンタインジャンボミニ宝くじのバラを10枚。
(1等・前後賞合わせて3000万円)
毎回買うときに思うのだが、この宝くじ売り場では「高額当選した」という幟(のぼり)がない。
全国的には「1等がよく出る売り場」というものを聞くが、これは販売数に比例しているのだろうか?
それとも、パワースポットのような売り場があるのだろうか?
そうであるならば、高額当選した幟が出ている売り場で買うべきなんだろうけれど。
まあ、そんなに欲を出しても良いことはないので、この売り場で夢を買わせていただくことにしよう。
宝くじを買うと、抽選日までは当たったつもりでいるので気分が高揚する。
この期間はポジティブになれるので、色んなことにアグレッシブにチャレンジできる。
それだけでも宝くじを買う意義があるのだが、さらに当選すれば最高だ!
宝くじを当てる秘訣は、当たるまで買い続けること。
何をするにも「継続は力なり」である。
チョコレートより甘い考えかもしれないが、チョコっと期待する。