人間関係に行き詰ることはよくある。
いや、毎日のように、他人のことでイライラしている。
特に、職場の人間関係で。
その要因は、仲間外れにされたり、ハラスメントを受けたり、相手に嫉妬したり。
職場の人間関係がギクシャクすると、仕事中は当然、家に帰っても四六時中、相手のことが頭から離れない。
全く無益であるとわかっているのに、イライラして眠れない夜もある。
自分がそういう状態であるにも関わらず、
- 相手はヘラヘラ笑って、楽しそうに仕事をしている
- 仕事帰りに、皆と楽しそうに飲み会に行っている
- 皆から好かれている
- 上から評価され厚遇を受けている
そんな風に見えると、それでまたイライラしてしまう。
まさに、負のスパイラルで精神衛生上よくない。
とは言っても、仕事のオン・オフができない。
頭の片隅どころか、頭いっぱいに相手が占領し、心落ち着くところがない。
そんな時、色々な邪念を振り払い、無心になって読めるお勧め本を紹介します。
- 「嫌われる勇気」・・岸見一郎、古賀史健(著) ダイヤモンド社(発行)
らいあん
職場の人間関係はストレスだらけ。
腹の立つ上司と部下。逃げ出したくなるくらい、対人関係は難しいものです。
感想
- 哲学的なことが満載で、私には難しいかなと思いましたが、文章は会話調で書かれており、主人公を自分に置き換えて読むことで没頭できます。
- この本を読んでいる間だけでも、少なくとも人間関係のモヤモヤは解消されます。
- 心理学というものを全く勉強してこなかった私には、人間が持っている欲求、特に、誰しもが周りから承認されたい気持ちがあることを知らされました。他人と比べたり、それによって怒りの感情が芽生えたりするメカニズムについても。
- 自分自身を見つめなおす機会と、周りとの人間関係を築くヒントを与えてくれました。
- 何事も「勇気」が大切であると痛感させられます。
お勧め
相手に憎しみの感情を持って過ごすのは、ほんとに無益なことです。
無駄な時間を費やさず、心に余裕を持って楽しく過ごしましょう!