我が家の猫の額ほどの畑は、現在、昨秋に植えたホームタマネギのみ植わっている。
夏野菜のキュウリ、ナスビ、トマト等は5月に植えるので、それまで放置する予定であったが、近所の人が「じゃがいもの種芋」を分けてくれるというので、畑を耕すことにした。
草刈りが大変なので防草シートを張っているが、夏野菜の後に、そのままホームタマネギを植えたところ、今ひとつ育ちが良くなかった。
おそらく、畑を耕していなかったからだろう。
じゃがいもを植えるので、深めに畑を耕さなければならないが、ずっと防草シートを貼っていたので土が固まっているかもしれない。
そう思って始めたが、結構土は柔らかい。
とは言うものの、訳のわからない根がいっぱい生えている。
これらを取り除きながら耕すのは、ちょっとキツい。
いや、不慣れな農機具を扱うのと運動不足が手伝って、これはかなりキツい!
仕事等で「最初に畑を耕すことが大切だ」と上から目線で言う人がいるが、「あんた、畑を耕したことあんのか?!」と言いたくなる。
それくらい、畑を耕すということはキツいということだ。
それでも、農機具を使っていると「テコの原理」や効率的な身体の使い方がわかり、ゴルフスイングに活かせる気がする。
休憩しながらやっていると、「どんぐり」が落ちていた。
どんぐりが減ったからイノシシが畑を荒らしていると聞いたことがあるが、我が家の間近で出没していたのは、タケノコと栗🌰と、このどんぐりが目当てだったのか?!
それにしても、こんな近くにどんぐりの木があることに気が付かなかったのは、意識して見ていなかったということだろう。
何でもそうであるが、関心がないことは意識して見ないので、頭に残らない。
新しく車を買うと、これまで目に入らなかった同じ車種が目に付くようになる。
それで言えば、ムカつく奴や苦手な奴のことは、無関心になれば頭から消え去り、無駄な時間を費やすことはない。
さて、「これぐらいやれば十分だろう」と言うより、ギブアップだ。
かなり疲れたのに加えて、腰が痛くなってきた。
土の肥料をやって、これで良しとしよう。
種芋を分けてもらったら、すぐに植えられる。
じゃがいもは、ポテトサラダ、カレー、シチューなど、私の好きなメニューに重宝する。
じゃがいもは初チャレンジであるが、何とか成功させて立派なものを収穫しよう!
それにしても、「畑を耕す」という第一歩がこんなにキツいとは。
何かを始めるにしても、「甘っちょろい気持ちでやってはいけない」ということが分かったのは大収穫である。