禁煙を始めて一週間が過ぎたが、「一日一本も吸わなかった」のは、最初の3日間だけだ。
「三日坊主」だけはカッコ悪いと思っていたが、やはり、三日坊主でタバコに手が伸びてしまった…。
これには理由がある。
苦しい言い訳であるが、色んなところからタバコが出てくるのだ。
カバンの中や車の助手席の下から…。
それでも、毎日一箱(20本)吸っていたのが、数本になっている。
これもまた、苦しい弁明であるが…。
私は、1ミリ(タール1㎎、ニコチン0.1㎎)のタバコを吸っているが、禁煙セミナーに参加した時に
「何ミリでも関係ない」
と厳しく言われたことがある。
また、「減煙」についても
「(一日)10本以上吸ったら何本吸うのも同じ」
と言われ、本数を減らすことに「意味がない」ことも教わった。
完全に禁煙しないといけないわけだ。
「甘い饅頭を2個から1個に減らす」のとはわけが違う。
(例えになっていないか?!)
「棚からぼたもち」で、カバンや車から現金が出てくるのならいいのだが、タバコでは…。
それでも、「ラッキー」と思う自分がいるのも確かだ。
タバコを見つけてから「一本だけ」と思って吸ってしまうのだが、これをやるとズルズル禁煙を断念することになってしまう。
禁煙を何度も経験しているから、意思の弱さもわかっているのだ。
家の中では禁煙しているが、外に出てコンビニへ行けば、ルーティンのように吸ってしまう。
灰皿を設置していないコンビニも増えてきたが、おそらく、設置している店舗のほうが売上げはいいはずだ。
そもそも、コンビニでタバコを売らなければ買うこともないのに…。
アカンアカン!
人のせいにしてはいけない。
そんなこんなで、禁煙を続けるために「歯医者」へ行くことにした。
タバコを日常的に吸っていると、歯にヤニがつき、口臭の原因にもなる。
昔、「芸能人は歯が命」というTVコマーシャルがあったが、一般人でも同じだ。
歯がキレイな人は第一印象がいいし、何より人前で「笑顔」になれるのだから、最高のセールスポイントとなる。
「色白は七難隠す」と言うが、色白で歯がキレイな人はパーフェクトである。
今は、色んな歯の治療法があり、歯をキレイにしている人も多い。
それでも、「自分の歯」がキレイな人は、羨ましい限りである。
若い頃から、きちんと歯磨きや手入れをしておけばよかったとつくづく思う。
恥ずかしい話であるが、数年前に「糖質制限ダイエット」をするまで、ご飯(米)や果物に糖質があるということを知らなかった。
ケーキ🍰などの甘いものを食べなければ、「歯磨きしなくて良い」と思っていたのだから、相当マヌケな話だ。
そりゃ、虫歯にもなる…。
コロナ禍で1年以上歯医者に通っていなかったが、久しぶりに歯のケアに行ってきた。
幸い、虫歯はなく、歯周病の心配もないとのことであったが、歯石と汚れ(タバコのヤニ)は結構付いていると言われてしまった。
歯の汚れを落すのに「一日では無理」と言われ、2回に分けて掃除をすることに。
歯をキレイにしてもらうと、さすがにタバコを吸うことは憚(はばか)れる。
今はコロナ禍で「マスク」をしているが、歯を見られる場面はたくさんある。
今回、歯をキレイにしてもらったら、それを維持しなければならない。
要するに、「禁煙する」ということだ。
次回歯医者の予約日まで一週間ほどあるが、「それまでタバコを吸う」という甘えが出てきそうだ…。
いずれにしても、歯のケアが終われば、キレイな歯をキープするために「禁煙」を継続する。