全く自慢にもならないことだが、私、誰よりも多く「禁煙」にチャレンジしている。
「禁煙する」と宣言した回数は、両手両足でも足りない。
「身体に良くない」と心配して、親身になって禁煙をすすめられても、これまでズルズルと喫煙してきた。
「自己管理能力」に乏しく、意志の弱さを痛感している。
そんな中、今になって再度、禁煙を始めた。
何事も、継続や断念する節目となるのは
3時間、3日、30日、3か月、3年
などと言われるが、とりあえず「3時間」と「3日(三日坊主)」はクリアした。
「禁断症状」とまではいかないが、吸いたくてたまらないときもある。
社会人になってからタバコを吸うようになったが、これまで禁煙の最長期間は2年。
この時は、20代後半に禁煙を始めた。
体力勝負の業務に就いたとき、タバコを吸っていては身体がもたないと思ったからだ。
我ながら、自己管理能力があったと思う。
次に禁煙期間が長いのは約1か月。
約15年前の話だ。
この時は禁煙セミナーに参加し、「百害あって一利なし」を理解して禁煙を始めた。
しかし、飲み会があって、あえなく挫折した。
酒をとことん飲める人はいいが、それほど強くない私には「タバコでも吸わないと間が持たない」のだ。
そんな時にタバコを勧められると、酔っていることもあり「それでは一本!」で禁煙タイム終了だ。
それ以降は、「一箱500円になったら」などと言いつつ、いくら値上がりしようが吸ってきた。
電子タバコも2種類試したが、いつの間にか普通の「葉たばこ」に戻っている。
喫煙が「身体に良くない」ことは、今更言うまでもない。
言い訳になるが、良い面は
リラックス効果がある(気がする)
イライラが収まる
喫煙所で得られる仲間や情報がある
などである。
そんな「勘違いのようなメリット」より、デメリットの方がはるかに多いことは分かっている。
特に、数日間禁煙して思ったのは、「無駄な時間の消費」だ。
「1本5分、毎日一箱(20本)」吸うとなると、単純計算で1時間20分、空気の悪いところで無駄な時間を過ごしていることになる。
今は喫煙場所も限られ、「吸いながら○○する」こともできないので、単純に時間がもったいない。
吸わない人からすれば、仕事中にタバコを吸うことは「サボっている」と思われて当然だろう。
今回「ピロリ菌」を退治したときに、毎回定期健康診断で同じことを言われないようにしようと、一念発起、禁煙を始めた。
これまで、私よりもヘビースモーカーだった仲間が禁煙したにも関わらず、私はいまだに喫煙している。
禁煙できていない者の顔を浮かべてみると、自身も含めてめっちゃカッコ悪い。
やるしかない。
禁煙を成功させるために
禁煙を成功させるために
まずは「禁煙を宣言」した。
灰皿とライターを廃棄した。
吸いたくなったら、(夜は)ワインを少々飲んでいる。
そして、ワインを飲んだら早めに寝る。
何より、タバコを買わなければいいのだ。
車で5分走れば「コンビニ」がある。
いつでも買いに行けるため、夜は早めにワインを飲む。
そして、寝る。
これが禁煙を成功させる一番の方法で、かつ一番健康的だ。
健康のほかにも禁煙のメリットを見つけながら、それを励みに「禁煙を成功させる」つもりである。