スコッティー・シェフラーがマスターズゴルフを制した。
通算10アンダー。
最終ホールはなかなかウイニングパットが決まらず…。
スタンディングオベーションのファンの声援がめちゃめちゃよかった。
2位と5打差あったのでよかった(笑)
ファンはいいなぁ~!
コロナ禍で観客なしのプロスポーツがあったが、やはりファンがいるのといないとでは違う。
うどん県のJリーグサッカーが弱いのは、ファンが少ない(?)のも影響しているのだろう。
自分のことしか考えない奴が多すぎる中で、他人を心から応援する姿はカッコいい。
と言うか、他人を妬んだり陥れたりするより、応援するほうが自分の運気も上がるというものだ。
ディフェンディングチャンピオンの松山英樹は、2オーバーの14位タイ!
2日目までは良かったのだが…。
昨年は寝不足になりながら見て、優勝したときには感動した。
今回ニ連覇はできなかったが、あの場所に立って(プレイして)14位なんだから素晴らしい!
タイガー・ウッズも事故の怪我が完治していないなか、素晴らしいプレーを見せてくれた。
タイガー・ウッズも成績は振るわなかったが、そこに立っているだけで絵になる。
やはりゴルフ⛳はおもしろい!
そして、ファンも素晴らしい!
ふと思うのは、松山英樹と石川遼の差があまりにも開いてしまったことだ。
石川遼が出てきたときは、日本男子に天才が現れたと思い、将来は海外メジャーもバンバン勝つかと思っていた。
あまりの人気でテレビ等に引っ張りだこになり、何となく「チャラチャラしている」ように感じたこともある。
そう思ったのは、同業者でもないのに、成功者や人気者に「嫉妬」していたのかもしれない。
石川遼は昨年12月、新型コロナウイルス感染症の隔離措置に違反したとして、ツアー1ヶ月の出場停止など厳重注意処分を受けた。
それにしても昨今の日本の世論の流れ、ほんとにめんどくさいというか、あまりにも厳しすぎないか?
とにかく、清廉潔白を求めすぎて、息苦しいというか気持ち悪い。
他人を応援することなく、あらを探して陥れることばかりが目立つ。
タイガー・ウッズは全盛期にスキャンダルに見舞われ、思い切りバッシングを受けた。
そんな中、タイガーを信じたスポンサーの「ナイキ」の話は有名だ。
スポンサーから外れることなく、復活を信じていたのだ。
いい時だけ近寄って来て、落ち目になればさっさと消えて、さらにバッシングするのはどうなのかな?
そんな奴らの方が、よっぼど人間味のないクズに見えるけど…。
マスターズゴルフでは、ファンがタイガーを温かく迎え、人一倍の声援を送っていた。
この光景が素晴らしくて、気分が良くなった。
昔、「ユダヤ人の知恵」について書いた本を読んだことがある。
罪を犯した女を、野次馬がラビ(教師)のところに連れて行き、どうなさいますか?と尋ねる。
ラビに尋ねるということは、その裏に人を切って捨てるやましさがある。
ラビに一言いわせて処分してもらえば、自分たちの追うべき荷物は軽くなる。
女に投げかけられた群衆の非難。
ラビは黙っている。
ラビが群衆を説得しようとしていたら、ラビと女に石の雨が降っていたであろう。
しつこく問い続ける群衆に向かって、ラビは「お前たちの中で罪のないものが、まず一番にこの女に石を投げなさい」と言って黙り込む。
静寂の中、一人去り、二人去り、気がついたときには、ラビと女だけを残して全員が姿を消していた。
今の日本なら、タイガー・ウッズは2度と浮かび上がれなかったことだろう。
もちろん、タイガーを応援している日本人はたくさんいるが。
間違いや迷惑をかけたことのない人間がどれだけいるというのだ。
それを考えると、「○○人」は実に心が狭い。
テメーのことしか考えていないのならまだしも、他人を陥れることに快感を覚えている…。
マスターズゴルフは、実に素晴らしい選手のプレーとファンの声援を見せてもらった。
今後も、松山英樹はもちろん、タイガー・ウッズ、石川遼にも素晴らしいプレーを見せてもらい。
いいものを見せてもらったので、ゴルフ⛳の練習をしよう!