皆さん、「毒出し」ってご存じでしょうか?
「毒出し」というだけでは何のことやら?となりますよね。
身体の老廃物を排泄することです。
デトックスと言ったほうが、わかりやすいですね。
「デトックス」しないと、便秘の時などは毒素が腸から全身に回って、それが肌荒れや頭痛などのトラブルになります。
デトックスで腸の働きがよくなると、体内の悪いものを排泄して、肌荒れやむくみが解消し、肩こりや冷え性も改善すると言われています。
その毒出し(デトックス)にいいのが、これ👇です。
見てのとおり、「こんにゃく」です。
こんにゃくは、昔から
「おなかの砂おろし」
「砂払い」
「胃のほうき」
などと言われています。
「砂」とは「老廃物」のことを指します。
こんにゃくは、植物繊維が豊富で、食べると体に不必要な老廃物を排除してくれるのです。
昔の人は、科学的なことはわからずとも、経験的に「こんにゃく」の働きを知っていたのでしょう。
「先人の知恵」、恐るべし!
参考に、こんにゃくについての科学的根拠を調べてみました。
グルコマンナンは、こんにゃくの主成分である植物繊維の一種。
胃の中で水を吸って膨れる性質があるため、食欲を抑える働きや、糖やコレステロールの吸収を抑える働きがある。
ダイエットにも良さそうですね。
試したことはありませんが、こんにゃくを煮て、タオル等で包んで体に当てると、消化や解毒作用を担う臓器(肝臓、腎臓、脾臓)が温められて活性化し、身体の毒出しを高めてくれるそうです。
こんにゃくの他に、毒出し作用がある食材を調べてみました。
有害物質の体外への排出を促す食材
リンゴ、ごぼう、キノコ類、海藻類
有害物質を包み込んで吸収させなくする食材
にんにく、長ねぎ、にら、玉ねぎ
有害物質を無毒化するのを助ける食材
ブロッコリー、キャベツ、大根、にんにく、長ねぎ、海藻類
参考にしてくださいませ。
いきなり、「こんにゃく=毒出し」のお話をしたのは、先般、生まれ故郷の島に帰って、ふと思い出したからです。
島の「空き家対策」の合間に、島をぐるり一周して、幼少時代を懐かしく振り返りました。
島の魅力(前編)、島の魅力(後編)はこちらをご覧くださいませ。
島で暮らしていた幼少時代は、和食中心で、必然的に魚料理が多く、畑で採れる野菜も豊富に食べていました。
じゃがいも、サツマイモ、スイカなども自給自足で食べ放題。
ただ、子供の頃は
魚より肉
野菜より肉
芋より肉
果物より肉
(肉=プリン=シュークリーム)
という感じでした(笑)
アラフィフになった今では、「なんとも贅沢で健康的な食材が並んでいたな」と思います。
そんな食生活の中で「こんにゃく」。
味は、甘くもなければ苦くもない。
好きか嫌いかと聞かれればどちらでもなく、食べられないことはない。
脇役としていい味を出しているが、単品で「ど〜ん」と出てくると、「うん?」って思ってしまう。
海鼠(ナマコ)もそんな感じでしたね(笑)
その頃に、お袋が「こんにゃくは毒出しで身体にいいから」って教えてくれました。
そのことをふと思い出し、今回「こんにゃく」を特集いたしました。
特集というほどのものではありませんけれど(笑)
月に一度は「毒出し」を!
近くのうどん屋で「うどん」と「おでん」をいただきました。
サイドメニューは「天ぷら」ではなく、おでんの「こんにゃく」です!
月に一度は、こんにゃくで「毒出し」しましょう!
すいません、天ぷらも美味しいです(笑)