めちゃめちゃ寒い中、家の外回りの窓ガラスとサッシの掃除をした。
手が痺れるほど冷たくて痛い。
新築から約20年、まともに掃除をしていなかったので、クモの巣あり、カマキリの卵あり、苔が生えてあり…である。
こうなるまで放置していては、運気も上がるはずがない。
家の愚痴は決して言わず、感謝して綺麗にすることが大切である。
年末の大掃除では、外回りは寒くてやる気が失せるので、日頃から少しずつ掃除をすることにしよう。
サッシについた汚れは、得意の「劇落ちくん」が大活躍してくれる。
「劇落ちくん」にも色んな種類があるので、掃除する箇所に応じて適切に使用していただきたい。
(研磨作用があるので、それだけはよく確認して)
さて、窓ガラスを吹いてサッシも磨いて、仕上げにホースで水をかけたところ、風が強くて思いきり水を浴びてしまった。
髪もびしょ濡れになったので、ちょっと休憩。
寒すぎてコーヒーを立てようとしたところ、「IH(コンロ)」がつかない。
うん?・・・なんで?
髪を乾かそうとドライヤーをつけようとしても、うんともすんとも言わない。
あれ?
停電かよ!
ブレーカーを確認すると、大元が落ちている(レバーが下になっている)。
ブレーカーをあげてみたが、一瞬(電気が)点いてはすぐに落ちる。
県下の停電状況を確認してみたが、どこも停電になっていない。
仕方なく、よんでん(四国電力)に電話してみると「漏電している」とのこと。
「点検はお客様の方で電気工事ができるお店を探してください」
なんと言う冷たいお言葉…。
住宅関係の修理は、外壁でも水回りでもボッタクリ業者がたくさんいるので、とりあえず住宅メーカーに電話することに。
電話に出た女性から、「メンテナンス担当に連絡して折り返し電話をかけさせます」との返答があった。
・・・・・なかなか電話が掛かってこない。
水を浴びて寒いので、「こたつ」のスイッチを入れる。
停電しているのでつかないのだが、無意識にやっている。
パニックになっているわけでもないのに、こんなことに気がつかない。
一方で、気がついたことが二つある。
一つは、何でも慣れると当たり前のように思って「感謝」というものを忘れてしまうということだ。
当たり前にできていることに感謝しなければならない。
もう一つは、「備えあれば憂いなし」。
停電していてもこたつを入れるくらいだから、地震等の災害発生時にはパニックも加わって、なおさら頭が回らないだろう。
防災グッズは、非常食も含めて準備しておいた方がいい。
なかなかメーカーの人から連絡がないので自分なりに調べてみたが、漏電箇所は掃除をして水をかけてしまった「浄化槽のモーター」が怪しい。
ネットで漏電に関して、原因や修理などについて調べていたところ、一時間ほどしてメンテナンス担当から電話が掛かってきた。
「忙しくてすぐには行けない」というので状況を説明したら、「浄化槽のモーターで、この時期よく漏電がある」とのことであった。
それを聞いて、浄化槽のモーターのコンセントを外してブレーカーをあげてみたら、何とか復旧した。
外回りの掃除をするときには、浄化槽のモーターに水をかけないよう注意してもらいたい。
オール電化なので、復旧しないと凍えるところであった。
この日の夜は相当冷え込み、今年初めて、我が家の庭も雪化粧となった。
停電したままだと、寒さに凍えていただろう。
しかし、滅多にやらないことをやった時に限ってハプニングが起きる。
それも、良かれて思ってやった時に…。
でも、そのハプニングによって「何か大切なことを教えてくれている」のだと思う。