
紅葉の季節です。
我家の庭と道路を挟んである紅葉(カエデ)も、赤く色づいてきました。


「紅葉狩り」という言葉がありますが、これは「野山に出かけて紅葉を楽しむこと」を言います。
「狩り」とあるので、紅葉の枝を折って持ち帰り、花瓶にでも生けるのかとずっと思っていました。
「野山に分け入って、季節の恵みを探し求める」ことを、広く狩りと呼びます。
「潮干狩り」「きのこ狩り」「ほたる狩り」などがそうです。
それでいうなら、野山に分け入ることなく、我が家から見る紅葉は「紅葉狩り」とは言わないのでしょうか?!
これについては、大した問題ではありません。
問題なのは、これまで家から間近に見える紅葉が、綺麗に色づいていることに気づかず、季節の移ろいを感じることができなかったこと。
「紅葉狩り」に出かけたことがないのはまだしも、間近にある紅葉をまともに見ることがなかった…。
毎年、仕事に追われ、人間関係にも疲れ、心に余裕がなかったのでしょう。
でも、今そう思えるということは、それだけ心が健康になったと言うことでしょう。
行楽地の「紅葉狩り」の様子がテレビで流れることがありますが、これに無関心な人や、「何を呑気に」と思う人は、ちょっと心が疲れているかもしれません。
「職場の人間関係」や「人混み」に疲れている人。
心に余裕がなく億劫に感じるかもしれませんが、そういう人こそ「紅葉狩り」に出かけてみてはいかがでしょうか?!
できれば、人込みのない孤島をめぐり、「紅葉狩り」を楽しむのがお勧めです。
私の「生まれ故郷の島(丸亀市広島町)」をPRしているわけではありません。
今年数回「島」に渡って、心が落ち着くと心底感じたからです。
孤島はどこも、過疎化と高齢化が進み、交通機関も脆弱で買い物をするところもほとんどありません。
あるのは、自然とまったりとした時間。
都会の喧騒につかれた人、一人になって自分探しをしたい人、何もない孤島だからこそ周囲の雑音もなく、心がリフレッシュでき、パワーも与えてくれます。
顔も見たくないと思うやつはいません。
忙しそうに早足で歩いている人を見て、焦るようなこともありません。
自分への陰口も聞こえません。
孤島に渡って、紅葉狩りをして、美味しいお弁当を食べて、(私は魚釣りをして)のんびり過ごす。
心身のリフレッシュに最高だと思います!

家で仕事の事を考えたり、嫌いなやつことが頭から離れない人。
ちょっとお出かけして、「紅葉狩り」を楽しみ、心身の疲れを癒しましょう!
