FIFAワールドカップの日本VSスペイン戦は感動した。
もちろん、日本が勝って決勝トーナメントに進出したからだ。
素晴らしい!
サッカーはそれほど詳しくないので、試合内容や選手それぞれの働きについて、あれこれ言うことはない。
言えるのは、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が素晴らしいと言うことだ。
逆転ゴールの影の立役者である。
審判の眼だけでは、おそらくアウトになっていただろう。
知らなかったが、ボールの接地面で判断されるのではなく、ラインに重なっていればボールは生きている。
バレーボールやテニスのイメージから、映像で見る限りアウトかと思ったのだが。
何ミリ単位まで正確に判定するのだから、ほんとVARは素晴らしい!
ほんの数ミリの差で結果に雲泥の差が出るのだから、正確かつ公平なのは素晴らしいと言うことだ。
競馬ファンにとっては、写真判定で馬券の当たり外れが大きく変わる。
自身が判定の対象になっているわけではないが、大事な馬券(=お金)がかかっているのだ。
その競馬の写真判定では、良い結果に繋がったことはあまりない(笑)
2008年の天皇賞(秋)
ダイワスカーレットの一着固定で三連単を買っていたが、長い写真判定の末、ウォッカが優勝した。
つまり、馬券を外したと言うことだ。
数センチの差で、大きな違いである。
1996年のエリザベス女王杯
女傑ヒシアマゾンが二着に入って、馬券的中と喜んでいたが…。
審議のランプが点灯し、ビデオ判定の結果、ヒシアマゾンは七着に降着。
当たったと思っていただけに悔しい。
が、これはパトロールビデオを見て「人間が判定を下す」ものである。
他のレースで、馬券を買っていた馬が被害を受けて馬券にならなかった時に、加害馬が降着せずに決まった時も何回かある。
人間が判定を下すものは、正確さと公平さに疑問符?がつくものがあるから、後味が悪いものもある。
「審判の判定が絶対」ではあるが、人間には感情がある分、好き嫌いやしがらみで判断されることもあるのだ。
マークシートではない試験や面接等は、試験官の感情に左右されるので、波長が合わなければ理不尽な結果になることもある。
だからなおさら、今回のVARの正確さと公平さに感動した。
競馬の写真判定では、自分自身が対象ではないのでどうしようもない。
一方で、自分自身が人間に判断されるものは、ボーダーラインにいてはダメだ!
誰からも有無を言わせぬよう、ぶっちぎりで突き抜けろ!