先週の皐月賞は、終わってみれば取れない馬券ではなかった。
勝ったジオグリフと2着のイクイノックスは、2歳の時に前評判が良かった馬だ。
どちらもノーザンファーム生産馬。
社台ファームの逆襲に期待して、同生産馬にかけてみたが、やはりノーザンファームは強かった。
実際のところ、皐月賞の1~4着をノーザンファームが独占している。
ダービーもノーザンファーム生産馬が上位を占めるかもしれない。
皐月賞の馬券の敗因は、社台ファーム生産馬に肩入れしすぎたことだ。
そもそも、どこの生産馬であろうが、馬券を買う側からすればどちらでもよい。
それなのに、強すぎるものを嫌い、弱いものに肩入れして夢やロマンにかけてしまった。
感情移入しすぎると、馬券だけでなく、何事においても損をすることがある。
それでも、判官贔屓ではないが、強すぎるものよりは弱者に味方したくなるものだ。
ちょっと世代が違うが、昭和の時代は
巨人・大鵬・卵焼き
という言葉が流行語になった。
生みの親は、作家で、後に経済企画庁長官を勤めた堺屋太一。
同氏が記者会見で、「子供たちはみんな、巨人、大鵬、卵焼きが好き」と話したことで広まった。
大鵬は世代ではないが、やはり強すぎるもののファンになれない。
ハングリー精神の方が勝ってしまう。
でも、皆が好きなものを素直に好きになるほうが、何事においても得をする。
ハングリー精神が強すぎると、競争意識が強くなり、妬みやイライラといった感情を人一倍背負うことになる。
マイノリティーで、対立することも増える(気がする)。
皆と同じように好きになれば、反論することもないので無敵になり、気分的にも楽になるというものだ。
卵焼きは大好きなので、誰とも争うことがない(笑)
さて、今週はG1レースが一休みなので、のんびりと予想をしよう。
まずは、土曜日のメインレース「福島牝馬S」だ。
過去のデータを見ると、結構荒れている。
穴党ファンにはおもしろいレースだ。
臨戦過程は、前走「愛知杯組」と「中山牝馬S組」が好成績を残している。
これで言うと、前走が愛知杯組は、2枠4番のアナザーリリックのみ。
素直にこれを本命にする。
何事も「素直さ」が一番なのだ(笑)
相手は、中山牝馬S組。
フェアリーポルカ、スライリーあたりを相手候補にする。
ここのところ、G1レースを含むメインレースでクリーンヒットがないので、きっちり決めたい!
庭のひまわりが芽を出した!