昔から「なんとかなる」と楽観的に考える自分と、小さな事にまで神経質になり無駄な時間を費やす自分がいる。
後者だと他人に対するマイナスの感情が頭の中を支配することが多く、面倒くさいし、いい事もない。
誰が考えても、「なんとかなる」と思いながら日々明るく暮らした方が、精神的に良く、結果もそれに反映されるだろう。
明らかに「ノーテンキ」でいると、これは逆に周りに迷惑をかけたり、騙されたりすることもあるので注意しなければならないが。
今回は、「なんとかなる」で毎日明るく快適に過ごせることを気付かせてくれる本を紹介します。
斎藤一人 絶対、なんとかなる!(斎藤一人 著)
著者は高額納税者のお金持ちである。
「金持ちで心の余裕があるからこんな風に言えるのだ」と思ってしまう自分が、すでに僻みや妬みの感情を抱える小さい人間になっている。
考えてみれば、楽観的に前向きな気持ちでいるのと、いつも他人に影響されてグダグダ悩んだり怒りの感情を持っているのでは、前者がいいに決まっている。
お金持ちになることが着地点ではなく、豊かな人生を送ることが目的だとすれば、この本に書かれていることを実践する価値は十二分にある。
思いは想像以上に強い力があるよ
「ベンツに乗る!」の思いがベンツを引き寄せるんだ
本当のライバルは自分の貧しい考えだよ
人のせいにして豊かになった人はいないよ
「真面目」と「立派」は絶対禁止!
著者のこれらの言葉が心に刺さる。
読み終えた時には、心が軽くなり前向きな気持ちになっている。
著者の斎藤一人さんは、「人の悪口を言ってはいけない」と言っているが、まさしくそのとおり。
「悪口も言いたくなるよ」と思う下衆でクズな奴等もいるが、言って何も変わるものではない。
悪口を「なんとかなる」の言葉にチェンジすれば、無益な時間が有意義なものに変わり、気持ちも晴れやかになる。
どうしようもなく苦しい時期もあるが、「なんとかなる!」を唱えながら毎日明るく過ごしてみよう。
明るくボジティブに過ごしたほうが、良いに決まっているのだから!