年始のブログで、何かをやめることを1か月守れば、自信に繋がり、その後再開したとしてもモチベーションも含めて良い面に働くと書いたが、これはすぐにでも効果がでる。
1か月後やり切った後の効果はお楽しみとして、何かを一か月やめてみることにチャレンジしてもらいたい。
私の場合は一番にパチスロで、次に(できれば)お菓子を1か月やめることにしたが、この目標設定は本当にいい。
パチスロは昔のように毎日打ちたくなるような台がないので、気分によって行ったり行かなかったりであった。
「1か月やめて行かない」というのは、同じ行かないという結果であっても雲泥の差がある。
意味合いはちょっと違うが、「仕事で休めない」のと「休まずに仕事をする」のとでは、結果は仕事をしたとしても全く別物ということだ。
(主体的に)休まず仕事をしたというのは素晴らしいことであるが、決して自慢するものではない。
多忙や課題を抱えて仕事で休めないことの方が、よっぽど肉体的にも精神的にもきついからだ。
「断食する」のと「(お金がなくて)飯が食えない」のとでは、食べれないことは同じであっても全く違うということだ。
やはり意味合いが違う例えであったが、パチスロを1か月やらないと決めると、一番に時間ができる。
実際にパチスロをしている時間とYou Tube等でパチスロ動画をみている時間も節約できるのだ。
パチスロのことを一切シャットアウトできるから、最初からその時間を有効活用すると思えるのが大きい。
実際のところ、その浮いた時間を掃除や読書に充てている。
ブログでオススメ本を定期的に挙げているが、私、読書家というほどの者ではない。
「週に何冊」「月に何冊」と本を読む読書家がおられるが、私の場合、気の向いたときにベストセラーや好きな作家の新刊が出たときに読む程度である。
せっかちな性格で、一気に読まないと気がすまないので、ブログでも書いているとおり内容を覚えていないことが多い。
自己啓発の類いは、読んだというだけで記憶に留めず行動にも移していないから、まったくもって意味がない話である。
そういう訳で、パチスロをやめてできた時間を使って、じっくりと本を読むことにした。
読書をすることは色んなことにメリットがあり、成功している人の特徴では「読書をする習慣がある」と言われている。
何かを1か月やめることはそれ自体にメリットがあり、それで時間ができて、その時間で読書をするということは、一石三鳥以上の効果があるということだ。
今読んでいる本は、本棚の奥から取り出してきた
スタンフォードの自分を変える教室
ケリー・マクゴニガル(著)
神崎朗子(訳)
という自己啓発本である。
毎度のごとく、内容は完全に忘れているので新鮮でおもしろく、大変勉強になる内容だ。
読者のみなさんも、年始にあたり何か一つ「1か月やめること」を決めて、その時間で本を読む習慣を身に付けることをお勧めいたします。