新聞を読んでいたら「山口百恵(63歳)さんに孫ができた」という記事が掲載されていた。
(おめでとうございます)
63歳という年齢に、「60を超えていたのか」という気持ちと、「まだ63なんだ」という気持ちがある。
人気絶頂期に結婚して引退してから40年超。
その後、芸能界に復帰していないので、遠い昔のような気がする。
それでも、記事を読んで「誰のこと?」とならないのだから偉大だ。
主役の息子夫婦の方がわからない。
(すいません)
名曲「いい日旅立ち」は、50代世代の我々にとっては、3月の今の時期によく聴いたものだ。
3月は卒業等別れの季節なので、切ない気持ちであったが。
百恵さんはちょっと世代が上なので、周りにレコードやカセットを持っている人がいなかった。
だから、引退後はなかなか聴くことができなかったが、今はYouTubeがある。
YouTubeは、ほんとに便利だ。
YouTubeで「いい日旅立ち」を聴くと、懐かしさが込み上げてくる。
「秋桜」もいいけれど!
それより、「いい日旅立ち」は1978年にリリースされているから、百恵さんがこの歌を歌っていたのは19歳(のはず)。
10代でこの雰囲気と歌唱力は、改めて見て凄すぎる。
このような大スターが人気絶頂の21歳のときに、よく引退したものだ。
「引き際の美学」という歳でもない。
この潔さ(いさぎよさ)は、アッパレとしか言いようがない。
頂点に立って人気や権威を得た人間が、それを手放すなんて!
このようなスターは、他にいただろうか?
凡人の私ですら、手に入れたものは手放したくないと執着するのに…。
ずっとスターで居続ける大御所等も、お金のためではなく心を充たすためにずっとやっているのだろう。
百恵さんは早々と引退したが、同じ歌手の活躍を見て心が動揺しなかったのだろうか?
(歌詞を書いたりして活躍しているが)
私の世代ど真ん中の中森明菜さんは、どうなんだろう⁉️
頂点に立った者であるだけに…。
それでも、二人とも現役バリバリではなく露出がほとんどないので、伝説的存在になっている。
やはり、凄すぎる。
一般の職場の小さなコップの中で、権力を誇示してやりたい放題やって、いつまでもそれにしがみついてる奴がいる。
それに追従して、忖度しながら上を目指す奴もいる。
ダサい!あまりにもダサすぎる。
そんな奴らをみて、妬みや僻みを持つのもダサすぎる。
他人の目やちっぽけなプライドは、さっさと「いい日旅立ち」させた方が、心によさそうだ。