パチンコ

「くじ引き」はよくできている!

GOGO!

先週末、マイホールでは3日間「ファン感謝デー」を開催した。

一等商品は「液晶テレビ」であるが、お客さん一人が1日投資(負ける)すれば用意できるものだ。

毎日、常連さんから搾り取っているのだから、一等商品は「高級車」でもお釣りが来ると思うが、商品価格の上限があるのかもしれない。

パチスロや競馬等のギャンブルはしないが、お祭りやお店で催される「くじ引き」は好きという人は多い。

買った金額によって「抽選券」を配布し、それを5枚集めなければならないといった類いのものは、実に人間心理をついた上手いやり方だ。

買わなくていいものまで、ついつい買わされてしまう。

それでいて、ガラガラを回しても「白玉」しか出てこない。

ポケットティッシュもね~、いつもはそんなに要らないけれど、必要なときには手元にない。

新春初売りの「福袋」も同じで、店側は売れ残ったものを上手に捌いている。

一度も袖を通すことのない服がある。

宝くじと同じで「豪華賞品の引換券」を手にするのは、一握りの幸運な人だけなのに、ついつい買ってしまうものだ。

ギャンブルは嫌いとかしないとか言いつつ、日本人は健全な?賭け事はみんな好きなんだろうと思う。

マイホールの感謝祭では、1日2回(昼と夕方)くじが引ける。

3日間開催だから、計6回抽選があるということだ。

2日目の土曜日にホールを覗いたときに、常連さんが「一等のテレビは当たらんかったわ」と笑いながら悔しがっていた。

通算3回目の抽選の後だ。

「パチンコせんかったら買えてたわ」とも。

「よくわかっているやないですか」と返したが、本人は何らかの商品を当てたかったのだろう。

でも、一等商品が2日目の時点で当たるはずがない。

ホールは大勢のお客を集客しようと、商品を「まき餌」に感謝デーを開催しているのだから、一等は最終日まで残しておくのが当然だ。

ホールは、「一等の当たりくじ券」がわかっているし、それを入れる日も決めている。

抽選時間も、午後1時と夕方の6時で上手くできている。

お客さんは、当たりもしないクジを引くために、抽選時間までずるずるつぎ込んでいる。

「くじ引き」と言うのは、本当によくできていると感心せざるにいられない。

それでも、「運試し」でお客さんも楽しんでいるのだから、それはそれでほのぼのとした光景に映るが。

くじ引きはともあれ、肝心なのことは、感謝デーで負けないことだ。

ホールは、何のために商品を用意して感謝デーを開催しているのか?!

日頃の感謝の気持ちを込めて、「お客さんに豪華賞品を当てて喜んでもらう」なんて美談は一切ない。

大勢の人を集客して、いっぱいつぎ込んでもらい、たんまり稼ぐためなのだ

猿でもわかることだが、高設定台(よく出る台)を多く設置して、集客に成功したらホールは大赤字になる。

集客して儲けるのが目的なのだから、感謝デーに低設定台(出ない台)を多く設置することは、少し考えればわかることだ。

「感謝デーなのに全く出ない」と、呆れ気味に怒っているお客さんがいるが、至極当然のことなのである。

くじ引きのカラクリより、こちらを分かっていないと、ホールの思うつぼである。

と言うことで、運良くジャグラーを数回光らせたので、くじも引かずに勝ち逃げした。

感謝デーで欲を出して粘れば、大負けすることになる。

店側が集客のためのイベントを開催する時は、「サクラ」でめちゃめちゃ出る台を数台設置したら、後はクズ台ばかりだ。

くじ引きで豪華賞品を当てるのと同じで、その「サクラ」の台を掴む可能性はほとんどない。

ギャンブルで「1%でも確率があるのなら」と前向き?に勝負すると痛い目に遭う。

ホール側の意図を想像して、勝負しよう!

くじ引きにつられませんように!

商売で儲ける人は、人間心理を上手くついてきます。

笑って楽しめるものはいいですが、騙されないように気を付けましょう。

「欲張り」にならないのが一番です!

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