ゴルフラウンド⛳していると、ハーフ(9ホール)で一度は大叩きするホールがある。
(私の話である)
ボギー、ダボならまだしも、トリプル(+3)以上叩くと、がっかり感がハンパない。
先日のゴルフラウンド⛳でも、バンカーから出すのに4打を費やし、このホール8打(+4)を叩いて心が折れそうになった。
若い頃ならこれで緊張の糸が切れ、「今日は練習!」と言って投げやりになっていたことだろう。
今は、「ハーフに一度はそんなこともある」と理解(?)しているので、それで投げ出すことはない。
だから、一番やってはいけない「ふて腐れて周りを不快にさせる」ということもない(笑)
何事においても、自分の機嫌で「人に気を遣わすこと」は避けなければならない。
さて、ゴルフで大叩きすると、それを挽回するのは難しい。
1度に+4打以上叩くことはあるが、1度に4打を取り戻すことはできないのだ。
ロングホール(パー5)でアルバトロス(2打目で入れる)を決めて3打取り返すことができる(-3)。
ショートホール(パー3)で、ホールインワンして2打(-2)。
これらはプロでも滅多に出ないことなので、アマチュアはバーディー(-1)を取って、ひとつずつ返していかなければならない。
そのバーディーも、アマチュアではなかなか取れないのだから、大叩きしないことがゴルフでは重要なのだ。
要は、ゴルフにおいて「一発逆転」というのは、物理的に不可能ということである。
大叩きを挽回するために果敢に攻めてイーグルやバーディーを狙うのはいいが、無謀なチャレンジをすると傷口を広げてしまう。
これはゴルフ🏌️の話であるが、他のことではどうだろう!?
趣味の競馬では、ゴルフと違って大負けしても「一発逆転」は物理的には可能である。
それでも負けを取り返そうと焦ると、無謀な馬券を買って返り討ちに遇うことが多い。
これは、商売を始めとした仕事でも同じなのかもしれない。
ゴルフでもなんでも、ダメージは最小限にとどめるということだ。
また、ダメージを受けたときは、物理的には可能であっても、地道に少しずつ返して(挽回)いくことが大切なのだろう。
日常やっていることなのに、他のジャンルになると、それを忘れて全く反映されていない。
折角やっているのに、これを応用して生かさないのはもったいない話だ。
趣味でも仕事でも何であっても、そこで学んだものは他にも生かそう。
ゴルフ⛳や競馬等の趣味からも、学ぶことはたくさんある。
やっていることの本質や原理原則を探求し、これを他のジャンルにも生かすことが成功への近道である。