読者の皆さん、毎晩、よく眠れていますか!?
身体は疲れているのに、眠れない夜、ありませんか?!
怒りの感情や焦り、不安といった悩みを抱えていると、なかなか寝付けない夜も…。
ダメ元で、幼い頃に言われた「羊」を数えてみても、全く効果はなし。
不眠対策の一つ、「部屋に時計を置かない」を実践するも、近くに携帯電話を置いているので、ついつい時刻を見てしまう。
ほんと、眠れないのはツライですよね…。
と言うより、眠れない原因の方がツライのですけど…。
そんな時は、「眠れなくても横になっているだけで疲れはとれる」と言う言葉を信じて、何かに没頭するのが一番。
そんなことをする心の余裕がないことは、重々承知していますが…。
でも、「なんとかなる!」
そう思って、何かに没頭しましょう。
とは言っても、夜中に「筋トレ💪」するわけにもいかないので…。
「読書」に没頭しましょう!
私事で恐縮ですが、読書と言えば、高校時代は、もっぱら「赤川次郎」と「西村京太郎」。
今は、イヤミスの女王「湊かなえ」。
※ イヤミスとは「読んだ後に嫌な気持ちになるミステリー」のこと
そして、時間を持て余していた大学時代はというと?!
シドニィ・シェルダン
翻訳された同氏の作品で、手元にあるものは👇のとおり。
- ゲームの達人(上巻・下巻)
- 神の吹かす風(同)
- 明日があるなら(同)
- 陰謀の日(同)
- よく見る夢(同)
- 時間の砂(同)
- 顔(同)
- 女医(同)
おかしいな⁉
あと、星の輝き(上巻・下巻)、天使の自立(同)、真夜中は別の顔(同)が、家のどこかにあるはずです(笑)
シドニィ・シェルダンの作品を読み始めると、とにかく止まりません。
まさに、読書に没頭できます。
どの作品も名作ですが、今回は、やはり「ゲームの達人」をご紹介いたします。
お勧め本
ゲームの達人・・シドニィ・シェルダン(作)
大学時代、時間を持て余していた時に、ファミコンのダービースタリオンとシドニィ・シェルダンの小説にお世話になりました。
とにかく、一気に読まざるを得ないオモシロさです。
感想
- この小説は1982年に発表された作品です。時代背景が違いますので若干残酷と思える描写もありますが、「金持ち=権力者=悪」という構図は、今も変わっていませんね。
- 上巻は、お金持ちを夢見る青年の冒険から始まります。その過程において権力者から騙され、ひどい仕打ちに遭いますが、キッチリと復讐します。
- 復讐は見事に成し遂げますが、復讐相手の娘が後の妻。お金はあるが、いびつな家族生活が始まります。お金は持っていても、幸せには程遠い生活が…。
- ビジネスと家族を中心に話は展開されますが、「ゲームの達人」のゲームとは、やはりビジネスの話ですね。騙し騙されの世界で、家族を巻き込んだビジネス戦略がおもしろく、ワクワク感とドキドキ感が止まりません。
- 下巻は青年の子供・孫に話が移りますが、ビジネスの成功の陰に再び家族の方は…。「仕事=お金」が一番大切なのか?を考えさせられるストーリーとなっています。
- 読み始めたら止まらないでしょう!眠れぬ夜に読んでみてください。
お勧め
夜眠れない方、何もかも忘れて読んでみてください。
没頭できることがあれば、気分は晴れます。
素敵な夜をお過ごしください!