悩みのない人はいないでしょう。
一見、順風満帆で何もかも手に入れているような人であっても。
でも、自分がどう捉えるかによって幸福度も変わってきますから、もしかすると、「悩みは全くない」という人もいるかもしれません。
私は、基本的に楽観主義者で、何事も「なんとかなる」と思って行動してきました。
悩み苦しむことなくやってきたことが、これまでの数々の失敗に繋がったのではないか、とも思います。
そうは言いつつ、今振り返ると思い出せないだけで、その時々でいくつかの悩みを抱えつつ、踏ん張ってきたのかもしれません。
なぜなら、数年前に、今から紹介する本を手にしているのですから。
人間関係、別れの悲しみ、健康問題、他人と比べることで生じる不満、こういった悩みを抱えていたのでしょうか…。
お勧め本
悩まない あるがままで今を生きる・・矢作直樹(著)
らいあん
書物の整理をしていたら出てきました。
改めて読みましたが…。
もったいない!一度読んで、それっきりしまっておいたのでしょう。
せっかく、いい知恵を授けてもらっていたのに、活かすことができなかった…。
感想
- 色んな悩みがある中で、「我欲」に起因するもの、つまり、自分自身が作り出しているものがほとんどであることがわかります。
- そのため、悩みの深さも人それぞれ違ってくる。軽々しくアドバイスしたり、声をかけたりすることも考えなければなりません。
- 1~5章構成で、「持たない」、「こだわらない」、「思い込まない」、「心配しない」、「悩まない」というカテゴリーで分かりやすく説明されています。そういうことか!と納得させられます。
- 悩まない心の持ち方など、悩み解消法が具体的に示されており、読むだけでも心が落ち着きます。
- 「自分にダメ出ししない」、「他人ではなく、自分の目標と比べよう」、「動けばきっと変わる」など、心に刺さる、かつ、すぐに実行できることが書かれており、これほど悩みに効く処方箋はないでしょう。
お勧め
失敗した後に、この本にまた出会えて良かった。
凹んで悩む暇はありません。
ポジティブに前に進むのみです!