お盆の最中、うどん屋を覗いてみた。
うどん県は全国一面積が狭いが、それでも高松市を中心に、東讃(とうさん)、西讃(せいさん)等、地域別に分けられる。
私が住む東讃では、うどん屋で有名なところは少ない…。
と言うか、有名なうどん屋は、高松市内か西讃に集中していると言うことだ。
もちろん、はなまるうどんや丸亀製麺などのチェーン店も乱立している。
ちなみに、うどん県民なら誰でも知っているが、「丸亀製麺」の本社は兵庫県である。
テレビコマーシャルが流れるので有名であるが、実を言うと食べに行ったことはない。
郷土愛からかもしれないが、何より地元のうどんの方が安くてうまいというイメージがある。
さすがに、うどん県民は地元のうどん屋に行くのか、いくつかあった丸亀製麺の店舗も数店を残すのみとなっている。
さて、コロナ禍のお盆期間中、地元東讃では個人的に「一番美味しい」と思ううどん屋へ。
お盆とコロナ禍で、うどん屋の状況はどうかと思ったが、やはり賑わっていた。
駐車場は、県外ナンバーの車がずらり。
行列はできていたが、回転率がいいので10分ほど並んで待つ。
ここは「肉うどん」が最高だ。
サイドに天ぷらが並んでいるが、見向きもせずに「肉うどん(中)」を注文する。
麺と肉が多いので十分なのだ。
久しぶりに来たが、原材料の物価高にともない、先月から値上げされていた。
讃岐うどんのお店は、回転率がよく、薄利多売でかなり儲けている(笑)
昼時、1500円のランチを提供する店であっても、お客さんは約1時間ほど滞在する。
うどんならば、5分で食べる人はざらにいる(笑)
3人くれば売上は同じで、さらに何倍ものお客さんが来る。
それでも、さすがに天ぷら等を取って「ワンコイン」(500円)では食べられない時代になった。
素うどんだけなら数百円で食べられるけれど。
まあ、ラーメン等と比べて格段に安いのは確かである。
この肉うどん、牛丼チェーン店の並盛より、たっぷり肉が入っている。
猛暑のなか、熱い肉うどんが旨かった!
ごちそう様でした。