生まれ故郷の島に渡ってきた。
瀬戸内海に浮かぶ、うどん県丸亀市の島「広島」である。
この日(11/6)は、「瀬戸内国際芸術祭2022」の秋会期(9/29~11/6)の最終日。
この「瀬戸芸」に広島は含まれていないが、聞くところによると広島でも「二会場」で芸術作品が展示されていたようだ。
そのためか、船の中には島民でない人の姿がちらほら見られた。
島内でも、レンタル自転車で多くの人が走っていたので、少しは活気が出たなと嬉しく思った次第である。
さて、島に渡ったのは、幼少期に暮らした実家の「空き家対策」である。
昨年から数回島に渡っているが、その目的は「空き家対策」と釣り🎣である。
メインの空き家対策であるが、これまで家の中の断捨離(片付け)と庭周辺の草刈り(木の伐採)をやってきた。
ただ、放っておくと好き放題に伸びる草木の対策がメインで、なかなか断捨離まで手が回らないのが実情である。
直近では、今年の6月末に草刈りをしたが、暑い夏を越して再び草木が生い茂っている。
先日、草刈りを開始した時の状況が下記⬇️のとおりだ。
これはまだマシな方だ。
昨年10月、何年かぶりに空き家へ行った時は、家が可哀想なほどひどい状態だった。
ハイライトではないが、振り返ってみよう(笑)
この時は、屋敷回りの石垣も草木に覆われていた。
庭も凄いこと(草木ボーボー)になっていて、草刈りをどこから始めるか途方に暮れたものだ。
昨年は、この後数回、草刈りと家の中の断捨離をした。
下記の写真は、今年4月のものである。
昨年、頑張ってやったと思っていたが、草木はそんなに甘くない…。
今年6月には、島の先輩等にも手伝ってもらい、ここまで⬇️にしていた。
そして先日、数か月ぶりに訪れたところ、ひと夏を越して先の写真⬆️のとおりになっていた。
(下記の写真は、約1時間草刈りした後の写真)
まぁ、こればっかりは仕方がない。
頑張ってやるしかないのだ。
今回は、島に住んでいる先輩と知り合いの3人で徹底的に草刈りをした。
木の根っこも丁寧に刈り取る。
すると・・・
土の下から「舗装したような石」が現れた。
石の部分が全部現れるように、草と根と土を運び出したところ❕
なんと、土の下にはキレイに「敷石」が敷き詰められていた。
びっくりしたのと同時に、衝撃的な感動を覚えた。
親が家を建てた時に、庭もキレイに造っていたのだ。
草刈りをして、根と土を除けて運び出した時には、石が敷き詰められていることに気付いた。
それでも、写真を撮ってそれを見るまで、このようなデザインが施されているのには気が付かなかった。
「ナスカの地上絵」みたいではないか❕
中学までこの家に住んでいて、大学生の頃までは(たまに)家に帰っていた。
なのに、このような庭(敷石)があったことは覚えていない(笑)
「宝物を発見した」「新たなものを発掘した」ような気分だ❕
親に感謝である。
こんなお洒落な庭を造っていたなんて❕
昨年から空き家対策を始めて、この庭の復元(?)までたどり着いた。
その間、めんどうな草刈り等を手伝ってくれたみんなに感謝である。
それにしても、素晴らしい芸術作品のような庭(敷石)だ。
瀬戸内国際芸術祭の作品にも、負けないような気がした(笑)