花・観葉植物

サツキかな?ツツジかな?

庭に白くてキレイな花が咲いている!

白くてキレイな花

サツキかな?

ツツジかな?

桜の花が散り、替わってツツジやサツキがピンクや紅色、白といった美しい色合いの花を咲かせる時季がやってきた。

どちらも春から初夏を象徴する人気の高い花である。

毎年のことであるが、サツキとツツジは同じような色と姿形であることから「違い」がよくわからない。

そのため、再度その違いを調べてみた。

ツツジはツツジ科ツツジ属の植物で、樹高50cm~2mの「低木」である。

耐寒性と耐暑性はともに強く、4月から5月中旬にかけて開花する。

サツキも5月を示す「皐月」に由来する名で、これからの時季に花が咲きそろう植物である。

サツキもツツジと同じツツジ科ツツジ属の植物で、樹高50cm~1.5mの「低木」である。

耐寒性・耐暑性ともに強く、5月下旬~6月上旬にかけて開花する。

ツツジ(2023年4月末撮影)

花の違いは、大きさはツツジが6cmくらい、サツキは4cmくらいとやや小さめである。

おしべの数はツツジが5本以上に対し、サツキは5本である。

花の咲き方は、ツツジが一斉に咲くのに対し、サツキは“パラパラ”と咲く。

葉の違いで見ると、大きさはツツジが4~5cmくらい、サツキが2~2.5cmくらい。

ツツジは表面に柔らかい毛があり、サツキはつやつやしている。

ツツジ(2023年4月末撮影)

開花期はツツジが4月~5月頃で、新しい葉が出てから花が咲く。

サツキはやや遅い5~6月頃で、新しい葉が出る前に花が咲く。

今回の白くてキレイな花は、開花時期からするとツツジであるが、葉っぱはサツキである。

サツキ?

それともツツジ?

心に優しいキレイな花だから、どちらでもいいかな(笑)


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